強いですね。

『強いのねぇ。』と私が感心したのは…、小さな草たちを見た時です。

冬の寒さが厳しいこのあたりでは、路面やその下での凍結と解凍が繰り返され、
アスファルトの道にはヒビが入ります。

その細いヒビの隙間に、草が一列に並んで生えていたのです。
田舎の道ですから、車が通ることは少ないのでしょうが、
それでも、草の丈があまり伸びていないのは、時々通る車に踏まれているからかもしれません。

それにしても、なんと可愛いのでしょう。
なんと強いのでしょう。
小さな草たちの生命力を感じます。

強い暖気が入ってきた今日は、このあたりの気温は２７～２８度にもなりました。
路温は、更に高くなっていることでしょう。
この草たちにとって、それは生きていけるかどうかの限界…？

ヒビが入っていても、この道が近々補修されることはないでしょうけれど、
これからの季節、この隙間で生きていくのは大変かもしれません。

でも、頑張ってねと、応援したい気持ちです。


　見えますか？


　これではどうでしょう。
　見えてきましたか？


　ほら、こんなに可愛いのです。