大佗坊の在目在口

見たり、聞いたり、食べたり、つれづれなるままに!!

陸奥湊 生ウニ丼

2019-10-16 | 

昨年と同じ夏の時期に八戸に行った。昨年は八戸で4,5軒の店で生ウニを食べた。その中で、断トツに美味しかったのが、最終日に訪れた陸奥湊駅まえの食堂の生ウニ丼だった。帰りの新幹線の時間を気にしながらの食事が残念だったので、今回は八戸に着いて、すぐ陸奥湊の店にいった。
昼前だったので外で5,6人並んでいた。ここ10年くらい、食事をするのに並んだ記憶がなかったが、生ウニ丼が本日のメイン行事だったので20分ぐらい待って店に入った。店の中でさらに二組ほど待っている人がいたのでビックリした。
昨年、同じ食堂で食べたウニ丼とヤリイカ
 
今回も昨年と全く同じ、生ウニ丼とヤリイカの刺身を注文した。
 
小鉢と生ウニ丼の上にホタテが載って出てきた。頼んだのは生ウニ丼で生ウニホタテ丼ではなかったが、店が混んでいたのでそのまま食べる。入っていた生ウニの半分は美味しかったが、半分は色は良かったが、アンモニア臭がする鮮度の古い生ウニが入っていた。街中の飲食店なら古い生ウニでもしょうがないと思うが、全国屈指のウニの漁獲量を誇る八戸でアンモニア臭のするウニには、昨年より値段も高くなっていてよけい、ガッカリした。外国産のウニでも使っているのだろうか。後で知ったが、陸奥湊の漁協は定置網・トロールが中心でウニ漁はもう少し離れた魚協だった。通販で生ウニや焼きウニを買っている岩手のある漁協では今年の生ウニは7月4日より販売開始し7月22日の短期間で販売終了してしまった。天候不順の影響が強かったのだろう。もう八戸では美味いウニは無理なのかと思いながら、陸奥湊駅前の八戸市営魚菜小売市場を覗こうと思ったが、表からみても観光客は誰一人としておらず、店番のおばちゃん達が、獲物がこないかと手ぐすね引いて待っている様子なので、通り過ぎると、反対側に近江市場と書かれ、崩れかかったような建物の入口にウニを並べている店が一軒あった。
 
 
 
 
「磯辺うに店」という店で、八戸産ではなくて、三陸産100%というのが正直でいい。因みに三陸海岸と云うのはウィキペディアによると「青森県南東部の鮫角(八戸市)から岩手県沿岸を経て宮城県東部の万石浦(石巻市)まで、総延長600km余りの海岸」を云うらしい。いかにも「イサバのカッチャ」と呼ばれていそうなオバちゃんが中央にデンと座って、同じようなオバちゃんたちが話をしていた。生ウニのパックは1つ4千円前後、その日によって相場が動くという。この日は陸奥湊駅近くの食堂の生ウニホタテ丼と同じ値段だった。焼きウニとパックに入った生ウニを買ってホテルで食べた。
 
美味かったのでまた店を訪ねた。宅急便で翌日には届くと言うので旅行から戻ったら届く様に期日指定で生ウニを頼んだ。今回の八戸旅行でウニを食べたのは残念だったが、ガッカリしすぎて駅前の食堂と「磯辺うに店」の2店で終わってしまった。

 

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