大佗坊の在目在口

見たり、聞いたり、食べたり、つれづれなるままに!!

鳥取 夏の味覚

2017-09-01 | 

鳥取では駅北口側のホテルに泊まった。鳥取の夏の味覚は「岩ガキ」と「白イカ」だという。夕方、食事に街に出る。北口は道路が広くて車は走っているものの、歩いている人がまばらで、駅真正面にある商店街らしきところにも人が全くいない。
  
シャッター通りを歩いているような感じになる。繁華街は駅の反対側の南側かなと思いながら、キョロキョロしながら歩いて行くと、角地に「まちパル鳥取」という看板が目についた。入ると学生が大勢いて自習をしていた。多目的ホールかと思ったら、本通商店街が運営する鳥取市のお土産販売・観光情報やまちなか情報を発信する総合案内所だった。昔、東京駅の大丸の9階に各県の観光案内所があって、そこで売っていた山陰名物の「いかロール」が大好物だった。纏めて買って帰ろうかなと、意気込んで「益田のいかロール」が欲しいと云うと、益田はお隣の島根県で、ここは鳥取の土産しか扱っていないとつれない返事が返ってきた。益田は島根、エッという感じで恥をかいてしまった。
その先のお寿司屋さんで、ツマミを少し切って貰って、あと頼んだのが岩ガキ、白イカとモサエビ。モサエビは刺身と焼いたのを頼んだが、刺身はあまり味がしなかった。白イカは剣先イカと同じかと聞いたら別物だという。関東では剣先イカを赤イカと呼んで、九州などの剣先イカを白イカと呼んでいる。赤イカは別にいると言う。ここでは焼きモサエビが、甘みがあって美味しかったので同じ物を追加してしまった。
 
 
ただ、鳥取ではモサエビの漁期は9月~5月で夏は禁漁期だという。6月に食べたモサエビは冷凍物だったのだろうか。全く気が付かなかった。モサエビもどこかで見たことがあるようなので、宿に帰って調べたら、モサエビも新潟や金沢で食べた「がすえび」の別名で同じ物だった。鳥取ではもう一軒、居酒屋に入った。駅前のひと気のないアーケード街の入口にある「うまいもんや 松尾」というカウンター席しかない店に岩ガキの「夏輝」ありますという手書きのメニューに釣られて入った。
 
 
 
注文したのは前日と全く同じ岩ガキ、白イカとモサエビ。鳥取県内で採れた殻長13cm以上の岩ガキを「夏輝(なつき)」ブランドとして販売しているという。殻の内側の真珠層は綺麗だったが、13cmだと小粒感があり、昨夜の店共々、岩ガキ特有のミルキー感というか、濃厚さがあまり感じられなかった。この店のモサエビの刺身は甘みがあって美味しかった。昨日は焼き、今日は生、解凍の仕方に差があるのだろうか。近くのラーメン屋に寄って宿に戻る。
  

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