ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

イライラさん、クヨクヨさん、ドキドキさん、しばらくわたしをひとりにしてくれませんか?

2011年10月14日 | 音楽とわたし
明日は二回目の全体リハーサル。本番同様、100%の演奏をするよう要求されている。

数日前から、コンサートの本番時間に合わせ、夜の8時半過ぎに通しで弾いている。
この時間帯に全身全霊をかけて、一回ぽっきりの演奏を弾かなければならない。
ソロのコンサートではない。
たった一曲を演奏するだけでなにを大げさな、と思ったりもする。
けれどもこれは、まったく大げさでもなんでもなく、わたしにとってはその一曲が大変なのだから仕方がない。


最近、金曜日の朝の2時間、気功の瞑想と、道教の教えを学んでいる。
場所は、月曜日の気功の先生、ミリアムの自宅。

道教は、英語で学ばなければならないので、ちょっと厄介。
わかってるような気もするが、多分ほとんどわかってないような気もする。

瞑想が大のお気に入り。
なにかこう、自分の中に異次元の世界があるような感じ。
ほんとはここで、いろいろと話したいのだけど、今夜は夜更かしするわけにはいかないのでまた今度。

ミリアムの家の前庭の垣根に蔓を巻いて咲き誇っていた朝顔。
わたしはこの、古くて重い普通のデジタルカメラが超気に入っているのだけれど、どうしてだか紫色だけ、きちんと写してくれない……。


お向かえの家。アメリカ人は、秋になると必ず、まぁるく剪定した菊の花を飾ったり植えたりする。


楽譜のコピーをしに、久しぶりに図書館に寄った。


知らない間に、秋がすっかり腰を下ろしていた。


どんより曇った空の下の紅葉。



普段、自分でも呆れるぐらいにふと、気がついたら、あそこで失敗したらどうしよう、あの音を外したら終わりだなどと、つまらないことを考えていて、
考えるだけならまだしも、そのバカバカしい仮定を想像しては、胸をドキドキさせたりしてしまう。
この、どうしようもないアホさ加減をなんとかしたいと思っていたら、ミリアムに瞑想を勧められた。
吸い込む息は常に新鮮でエネルギーに満ち満ちていて、吐き出す息につまらない感情(くよくよ、どきどき、いらいら)を溶かして外に追い出す。
息を吸ったり吐いたりしているだけで、体も心も元気になっていくような気がする。

さてと、明日のためにそろそろ寝るか。

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