ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

毎日が違う色

2014年11月12日 | ひとりごと
毎度のことながら、発表会前の、しっちゃかめっちゃかな日々が続いています。
その日その日の、やるべきことをやるだけで精一杯、というのはやはり、『忙』という字が示すように、心を亡くしてしまうのか、
例年のごとく、なんでそんなに落ち込んでるのかと、旦那に聞かれてしまいました。
落ち込んでいるのではなくて、心が乏しくなって、顔から表情が抜けてしまっているのだと思います。
もちろん、普段より格段に、やることが増えているので、体が疲れているのも事実ですが…。
なのになのに、音楽ディレクターのダリルから頼まれた、12月18日本番のコンサートの伴奏を、やっぱり引き受けてしまいました。

う~ん、なんだか、◯△てしまいました、っていう言い方が多過ぎるような…いかんいかん、自分で考えて決めたことなのに…。

前回6月のコンサート&コンクールでは、難曲が少なかったので、今回もまあなんとかなるだろうと楽譜を取りに行き、譜めくり不要の楽譜に整えるためのコピーをしながら読んでみたら…、

あかん…めちゃくちゃ難儀なのが2曲もある…どないしょ…。

発表会と旅行があるので、今月はとてもじゃないけれども、合わせ練習には行けないということで、
12月1日まで待ってもらっての初リハーサルの時には、ちゃんと仕上がっていなければならないのに…。
旅行から戻ってくるのは29日の土曜日の夜で、ボケボケの日曜日しか練習できない可能性大?!うむむ…。



歩美ちゃんが、出張前に、最後の小松菜をお味噌汁に入れると言って、畑に採りに行った際に、見っけてくれたキュウリさんたち。
ウッドチップの上で、それはそれは気持ち良さそうに、寝転がっていたそうです。



投薬が始まって3日目。
海ちゃんのド◯ド◯うんちが、ようやく形を成してきてくれたので、地獄の床拭きの時間がかなり減ってきました。
二匹一緒に、よく眠り、よく遊んでいますが、それぞれの性格がはっきりと現れてきました。

袋を見ると、とにかく入ってみたい海ちゃん。
なんの躊躇もなくピョンと入る海ちゃんを、うらやましそ~にそばで見ている空ちゃん…かと思いきや、


彼が入っていようが入っていまいが、必ずこんなふうに、ドスンと上に乗って、意地悪をします。

兄ちゃんも、入りたかったら入ったらええねん…。


かと思うと、静かに窓の向こうを眺めていたり、


かと思うと、デレデレ一緒に寝転んでたり、


かと思うと、二匹一緒に気づいたり、


かと思うと、ガブッ!イテテテッ!


仕返しにゃ~!


なんとも、息子たちの幼少期を思い出させてくれる、空ちゃん海ちゃんなのでした。



そして昨夜、発表会前の仕上げレッスンをしている最中に、ドカドカと玄関ポーチに積み込まれていた浴室グッズ。






これは、アメリカンにはまるで馴染みがない、コンパクトで深い浴槽。日本製ではなくギリシャ製です。
前のは、超~年代物の琺瑯浴槽だったので、強化プラスチックの肌触りがちょっと寂しいです…。


この浴槽だけは重かったのか、階段の下に置かれたまんまでした。
うちに来る生徒たちと親御さんたちは、まずこの浴槽を避けて階段を上り、部屋の中に入ったら入ったで、ドカドカと積んである箱を目の前にして、
全くここは次から次へと、何かが起こる家だなあと、心の中では多分呆れているかもしれません。

工事はまだ始まっていません。
電気と配管の工事をするにあたって、市の許可を得なければならず、ただただ待機中。
でも多分、この方が良かったのではないか、と思っています。
この毎日に、職人さんたちが出入りしたり、2階からの騒音の中でレッスンをしなければならなかったり、チビ猫たちを台所にずっと閉じ込めたり、なんてことが加わったら…。



そういえば昨日、子どものレッスンを聞いていたおかあさんが、窓の向こうに、真っ黒なリスがいた!と大興奮していました。
東海岸の郊外の町には、リスはどこでも見られますが、真っ黒というのはまだ一度も見たことがありません。
「黒猫と見間違ったんちゃう?」と言うと、「いや、絶対にあれはリスだった」と言います。

確かに、このフェンスの上を猫が歩いているのは、さすがに見たことが無いし、無理だと思います。


おっしゃ、かあちゃん、ボクらに任しとき、見つけたるから。



そして今朝は、いつもとは違うキツツキさんが、どこか良い突き場所を探していました。



ではかあちゃんは、これからとうちゃんに鍼を打ってもらって、心身ともにリフレッシュしたいと思います。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。