ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

米国新型インフルエンザ事情

2009年05月28日 | 米国○○事情


毎週木曜日に、希望者だけに配達されるモントクレア新聞。
その一面に、モントクレアにひとり、新型インフルエンザの陽性反応が出たという記事が載っていました。
マンハッタン郊外の、通勤者がいっぱいいる町なので、今まで出なかったのが不思議なくらいでした。
報道の仕方は冷静なもので、患者の名前も住所も一切書かれていません。その人がどこでどういう行動をしていたのかなども全く分かりません。
ただ、事実として一名患者が出たので、もともとの持病がある人はその人なりに、ない人もいつもよりは気をつける。体調がおかしいと思ったらすぐに病院に行く。
個人個人でできるだけの注意を払い、予防に心がけて欲しいという感じでした。
相変わらず、町中ではマスク姿は全く見かけず、休校になっている学校もありません。
レストランも劇場も、それからスポーツの試合も、いつもの通り行われています。
お店の棚から、ある特定の物が姿を消すという現象も起こっていません。
これはひとえに、マスコミと政府の、物事に対する対処の仕方と考え方と伝え方に関係していると思います。
これがいいとか正しいとかいうのではなくて、わたしにはこの感じが合っているなあと思っています。

とはいうものの、旦那もわたしも、いろんな人達と、いわゆる濃厚接触をする機会の多い仕事をしています。
患者や生徒から、熱が出て辛いので休ませて欲しいという電話がかかるとドキンとしたりしますが、一日も早く楽になりますようにと言って電話を切ります。
手洗いと健康管理(よく眠りほどよく食べる)をしっかりしながら、流行が一段落するのを注意深く待つしかありません。


曇り空の下の、名も知らぬ花たち。

 

先日の記事で紹介した↑写真左側の花を見た旦那、「これは絶対にあじさい!」と言い張ってききません
花の名前知らずもここまできたら立派です。
彼は、わたしの誕生日のお祝いにと、白と青色に着色した菊の花を買ってきてくれたことがあります。部屋に飾りましたが、なんとな~くお墓参りの気分でした