天命を知る齢に成りながらその命を果たせなかった男の人生懺悔録

人生のターミナルに近づきながら、己の信念を貫けなかった弱い男が、その生き様を回想し懺悔告白します

歌舞伎座竣工式序列3番出席中村吉右衛門は新開場葺落3か月興行で合計8回出演し実力人気名声の大きさ象徴

2013-03-02 21:00:44 | 日記
今日の日記は、本日の読売新聞夕刊に掲載された広告『歌舞伎座新開場杮葺落興行のご案内』の出演メンバーのことです。添付した写真は、その記事の一部です。
この新聞広告には、新歌舞伎座の竣工式の記事も掲載されています。その一部を、以下に抜粋し引用・掲載します。
『先日26日の竣工式では坂田藤十郎、尾上菊五郎、中村吉右衛門ら歌舞伎俳優と関係者が列席。(添付写真を参照)』
やはり、掲載された写真も左側から中村吉右衛門、尾上菊五郎(70歳)、坂田藤十郎(81歳)が並んで出席(注:出席者の着席序列は、記事掲載順を示唆)しています。式の祝辞は最年長の坂田藤十郎が述べていましたが、この列席した三人の中で、二代目中村吉右衛門(68歳)が、本家の兄・松本幸四郎(70歳)を差し置いて、歌舞伎役者序列の上位3番目にランクされています。
この3か月にわたる歌舞伎座新開場杮葺落興行でも、中村吉右衛門の出演は、
・4月第一部『熊谷陣屋』第二部『弁天娘女男白波』(市川団十郎の代演)第三部『盛綱陣屋』計3回
・5月第ニ部『伽羅先代萩』第三部『石切梶原』計2回
・6月第一部『俊寛』第二部『土蜘』第三部『助六』計3回
以上、5月第一部を除き9回公演の内、合計8回も出演しています。歌舞伎役者が多くいる中、中村吉右衛門の際立った存在を如実に顕した出演者の香盤表です。
それだけ、中村吉右衛門の歌舞伎界での突出した実力・人気・名声の大きさを象徴していると、私はこの香盤表を見て強く得心しました。
だから、私の大好きな中村吉右衛門に、これからも歌舞伎界を強く牽引してほしいです。

コメント
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