天命を知る齢に成りながらその命を果たせなかった男の人生懺悔録

人生のターミナルに近づきながら、己の信念を貫けなかった弱い男が、その生き様を回想し懺悔告白します

懐かしき映画『ひとりぼっちの青春』主演したマイケル・サラザンさん逝去ニュースは一部映画ネット報道だけ

2011-04-24 21:55:37 | 日記
今日の日記は、逝去報道(シネマトゥデイ映画ニュース)が、20日に公表された俳優・マイケル・サラザンさんのことです。以下に、そのネット報道を引用・掲載します。
『・・ひとりぼっちの青春』マイケル・サラザン、70歳で死去・・[シネマトゥデイ映画ニュース] 映画『ひとりぼっちの青春』でジェーン・フォンダと共演し、英国アカデミー賞新人賞にノミネートされたマイケル・サラザンが亡くなった。70歳だった。死因はガンで、カナダのモントリオールにある病院で息を引き取ったとマイケルのエージェントはロサンゼルス・タイムズ紙にコメントしている。マイケルは映画『黄金の指』『リーインカーネーション』『激走!5000キロ』などに出演。最近では2002年の映画『フィアー・ドット・コム』に出ていたほか、2008年にはテレビ映画「ザ・クリスマス・クワイアー(原題) / The Christmas Choir」に出演していた。ピープル誌によると、マイケルは映画『真夜中のカーボーイ』でジョー・バックを演じる予定だったが、ほかの映画会社と契約をしていたため実現されず、ジョン・ヴォイトが起用されたらしい。もしマイケルがジョーを演じていたら映画の歴史も大きく変わっていたかもしれない。(澤田理沙)2011年4月20日 12時40分』
私は、このネットニュースを知らず、当日、映画『ひとりぼっちの青春』で共演したジェーン・フォンダが主演した映画『チャイナ・シンドローム』を紹介していました。
そして、この映画『ひとりぼっちの青春』(1970年製作 シドニー・ポラック監督 ジェーン・フォンダ マイケル・サラザン主演)も日本公開当時、B級劇場(横浜ライオン座)の3本立て興行の際、リヤルタイムで鑑賞しているので、とても感慨深いものがあります。添付した写真は、その映画でマラソン・ダンスに出場したジェーン・フォンダ(右)とマイケル・サラザンさん(左)です。
この映画は、1932年、アメリカ不況時代のハリウッドで開催されたマラソン・ダンス(1時間50分踊って、10分休憩し、昼夜ぶっ通しで踊り続け、最後に残った者に賞金が与えられる)に参加した若い男女たちの人間模様を描いた、一部の映画通にしか知られていない幻の名作です。
だから、マイケル・サラザンさんの逝去報道を、残念なことに大手報道機関はまったく扱っていません。シネマトゥデイの執筆者澤田理沙氏が指摘しているように、もしも『真夜中のカーボーイ』の主演をしていれば、彼の役者としての評価も大きく違って、その逝去ニュースの扱いもとても大きなものになっていたでしょう。
でも、映画を愛するファンには、マイケル・サラザンさんがこの映画で演じたフレッシュでナイーブな青年男性の魅力を決して忘れないと私は思っています。
だから、私は今、マイケル・サラザンさんの映画『ひとりぼっちの青春』を思い出して、懐かしい自分自身の青春時代の出来事に想いを巡らせています。
そして、私は慎んでマイケル・サラザンさんのご冥福を今お祈りします。
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