天命を知る齢に成りながらその命を果たせなかった男の人生懺悔録

人生のターミナルに近づきながら、己の信念を貫けなかった弱い男が、その生き様を回想し懺悔告白します

小泉氏の大連立に反対し協力すべき所は協力し批判すべき所は批判す健全野党良さを自民党は発揮すべしは正論

2011-04-06 23:04:11 | 日記
今日の日記は、小泉元首相が批判した「大連立」と石原自民党幹事長の菅首相退陣要求のことです。まず、その「大連立」に関するネット東京新聞ニュース(2011年4月6日朝刊)を、以下に引用記載します。
『・・大連立行方は 小泉元首相批判・・自民党の谷垣禎一総裁は五日、小泉純一郎元首相と都内で会談した。小泉氏は「野党でも健全な協力の仕方はいくらでもある」と述べ、大連立は必要ないとの認識を強調した。小泉氏は「協力すべきところは協力し批判すべきところは批判する。そういう健全な野党の良さを自民党は発揮するべきだ」と指摘。谷垣氏も「その通りだ」と賛同した。会談後、谷垣氏は記者団に「政策のすり合わせもないところに連立などない。結論も何も、今まで連立したいとは一言も言ったことはない」と述べた。これに先立ち、谷垣氏は海部俊樹元首相とも都内で会談。海部氏は「菅直人首相が信頼できるかの一点だ。正道を貫いて、思った通りにやったらいい」と述べた。』
また、今日の読売新聞夕刊の記事に、自民党の石原幹事長が菅首相の退陣を求める記事が掲載されていました。 以下に、引用掲載します。
『自民党の石原伸晃幹事長は6日午前、愛知県春日井市であいさつし、「東日本大震災の対応が一段落したら、菅首相には一日も早く退場してもらわないといけない」と述べ、東京電力福島第一原子力発電所の事故対応などに見通しがついた時点で菅政権に退陣を求める考えを明らかにした。震災後に自民党幹部が首相退陣を求める考えを公に表明したのは初めて。』
私は、この二つの政治ニュースを今日知って、野党自民党の姿勢にとても安心しました。このところ、森喜朗元首相や古賀誠元幹事長らの「大連立」に前向きな発言が目立っていたので、私は自民党の政治姿勢をとても危惧していたからです。
何もお互いの政策協議や合意がないまま、自民党が民主党政権に入って何ができるか?私には甚だ疑問です。この「大連立」は、菅政権の延命に自民党が手助けするだけの愚策です。極論すれば、大連立は自民党にとって自殺行為です。
だから、小泉氏の語った「協力すべきところは協力し批判すべきところは批判する。そういう健全な野党の良さを自民党は発揮するべきだ」の意見に、私は大賛成です。
そして、石原幹事長が菅首相の退陣を求めているのも、私は自民党の今後の政治路線がしっかりと敷設されたとの好印象を持ちました。私は、前から民主党政権が一刻も早く交代してほしいと思っていたからです。でも、菅首相の総辞職退陣では、次にまた民主党の新しい首相が誕生するだけです。
だから、菅首相に解散をさせて総選挙を行い、民主党を衆議院第一党から転落(過半数以下の議席にまで)させる必要があります。今直ぐに、解散はできないです。でも、東日本大震災を受け、3月18日に成立した統一選延期特例法では、被災地(岩手、宮城、福島各県と水戸市の首長選、議員選計60件)が、4月に行なう予定だった統一地方選が延期(特例法施行日から2~6カ月の範囲で政令で定めることになっており、最長9月22日まで先延ばしが可能)されています。この被災地で延期された地方選挙と同じ日に、衆議院の国政選挙を実施しても何ら問題はないでしょう。
来年度(2012年)の予算編成を無能な民主党政権にさせない為にも、谷垣禎一総裁が年頭に掲げた目標「今年中の解散総選挙」は是非復活させるべきだと私は思っています。だから、9月中旬から下旬の総選挙実施を目標にして、自民党には今後頑張ってほしいです。
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