天命を知る齢に成りながらその命を果たせなかった男の人生懺悔録

人生のターミナルに近づきながら、己の信念を貫けなかった弱い男が、その生き様を回想し懺悔告白します

別の原子炉冷却提案に同意した鳩山前首相と菅首相は映画『チャイナ・シンドローム』J・レモン行動を見習え

2011-04-20 21:38:22 | 日記
今日の日記は、卒業した大学専攻が応用物理学科(注:菅現首相は理学部応用物理学科「現・物理学科」で鳩山前首相は工学部応用物理・計数工学科)だった新旧内閣総理大臣のことです。
今日のネットニュースに、鳩山由紀夫前首相と菅直人首相が会談した記事がありました。その記事を、共同通信ネットニュースから以下に引用・掲載します。
『・・鳩山氏が首相に原発めぐり提言 1時間半会談・・鳩山由紀夫前首相は20日午前、首相官邸に菅直人首相を訪ね、福島第1原発事故をめぐり約1時間半にわたり会談した。鳩山氏が、現行とは別の原子炉の冷却方法をとるべきだとする提言書を手渡し、「水冷却そのものが汚染源になっている。長く続けるのは望ましくない」と指摘。首相は「そういう提案もあるな。どうやって進めていけるか考えたい。お互い研究していこう」と答えた。終了後、鳩山氏は記者団に「首相は原発についてよく勉強していた。話はかみ合った」と指摘。民主党内で取り沙汰される首相退陣論など党内の動きに関しては「話題になっていない」と説明した。会談には馬淵澄夫首相補佐官、平智之衆院議員が同席した。2011/04/20 11:53【共同通信】』
会談した鳩山氏は、自身が菅首相に提案した内容について、その詳細を明らかにしていません。しかし、この記事を読んで、鳩山由紀夫前首相の”妄言”が懲りもせずまた始まったと、私は今唖然とした気持ちになっています。何故なら、彼には沖縄普天間基地の移転先を検討する時、『私には腹案がある』と語っていながら、その内容を明らかにせず、ただの”口先人間”だった過去の忌まわしい「前科」があるからです。
その鳩山氏作成案を菅首相は肯定し、『お互いに研究していこう』と、とても悠長な言葉を鳩山氏に投げ返しています。
もし、鳩山前首相は自身の提案が素晴らしいものだったら、何故それをもっと早く菅首相に伝えなかったのか?(事故発生から1か月以上も経過)
また、良く勉強している菅首相は福島原発災害対策本部長でもあり、何故その鳩山前首相の冷却案を、副本部長の東電社長や関係部署に検討させないのか?
私はこの二人の今回の言動に、まったく理解・納得できません。だから、この鳩山氏の「提案有り」は、私は独断で”妄言”と決め付けました。
また、菅直人首相は、原発放射能漏れ事故の終息工程表を東電にようやく提出させたことを、自画自賛しています。
しかし、理科系出身の勉強している人間なら、その工程表の根拠となるデータ(お互いの工程手順やマンパワー)を詳しく精査してから、私は国民に言ってほしいです。あんなバックデータもない簡単なバーチャート工程(クリティカルパスも明記されていない)など、原子力発電の門外漢の私でも”絵に描いた餅”にしか見えません。
だから、この無能な物理学科出身の新旧内閣総理大臣には、アメリカ映画『チャイナ・シンドローム』(1979年製作 ジェームズ・ブリッジス監督 ジェーン・フォンダ ジャック・レモン主演)を是非鑑賞してほしいです。添付した写真は、原子力潜水艦の艦長だった原子力発電所技師、ジャック・レモン(右)とテレビ局人気女性キャスター、ジェーン・フォンダ(左)です。
この映画で原発事故を誘発する不具合を発見した時に、原発技術者ジャック・レモンが取った機敏で勇気ある行動を、映画『チャイナ・シンドローム』を鑑賞して、二人にはよく見習ってほしいです。
能書きばかりの国家最高指導者は要りません。果断に実行する行動力ある最高指導者を全日本国民は熱望しているのです。
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