天命を知る齢に成りながらその命を果たせなかった男の人生懺悔録

人生のターミナルに近づきながら、己の信念を貫けなかった弱い男が、その生き様を回想し懺悔告白します

札幌特別編:昼にキャベツご飯味噌汁お替り可トンカツを食べ満腹にジンギスカン食べ放題挑戦できるか?不安

2011-04-16 13:45:19 | 日記
今日の日記投稿は、旅先北海道・札幌からしています。こちらは、あまり天気が良くなく、小雨が降り出しました。宿泊するホテルのチェックイン前に、今書き込みしています。お昼はトンカツ定食(キャベツ・ご飯・味噌汁お替り可)を食べました。もう満腹になって、ジンギスカン食べ放題に挑戦できるか?私はとても不安になりました。
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カンヌ映画祭出品映画『一命』主演者33歳市川海老蔵は元映画『切腹』30歳仲代達矢と比べてミスキャスト

2011-04-16 00:10:59 | 日記
今日の続編日記は、仏カンヌで開催される「第64回カンヌ国際映画祭」(5月11~22日)の最高賞「パルムドール」を争うコンペティション部門出品に、映画『一命』(三池崇史監督、10月公開 市川海老蔵(33)主演)が日本代表として選出されたことです。
添付した写真は、主演の浪人・津雲半四郎役の市川海老蔵(左)とその娘婿・千々岩求女役の瑛太(右)です。
この映画は、私が大好きな日本映画の名作「ベスト5」に入れている傑作時代劇の松竹映画『切腹』(1962年製作 小林正樹監督 仲代達矢 石浜朗 三國連太郎主演)のリメイク版です。
今この『一命』を観ないで論評するのは、甚だ失礼なことですが、この映画の主演者選定はまったくミスキャストであった、と私は思っています。
今回、33歳の市川海老蔵が演じる津雲半四郎は、娘婿がいる初老の浪人です。この役どころを、歌舞伎役者の市川海老蔵が違和感なく演じることなどまったく不可能であると、映画を観なくとも私には直ぐに判ります。
なるほど元映画である『切腹』では、30歳足らずの仲代達矢がこの難しい役を熱演しています。しかし、若い頃から名優の誉高い仲代達矢と、まだ未熟な市川海老蔵では、まったく役者としての「格」が違います。
さらに、この映画『一命』で、津雲半四郎と対峙する井伊家の家老・斎藤勘解由役に、名優の役所広司(55)が出演するのだから、二人の力量を比べてみれば、まったく釣り合いの採れないキャスティングです。
『切腹』では、当時39歳だった三國連太郎が好演しています。彼は仲代達矢とは9歳だけの違いでした。しかし、今回の映画では、年齢差は22歳です。
これは、仲代達矢と三國連太郎の二人が、稀代の名優だったから実現したキャスティングです。今日のフジTV映画『鬼平犯科帳スペシャル・一寸の虫』に出演し、久しぶりに拝見した三國連太郎の風格ある演技を見れば、もう役所広司ぐらいしか演じられないでしょう。だから、斎藤勘解由のキャスティングには、私は何も不満はありません。
しかし、その名優役所広司演じる斎藤勘解由の相手をする津雲半四郎役には、もっと演技が達者な40~50歳ぐらいの俳優しか務まりません。だから、市川海老蔵には、この原作脚本で描かれている役には荷が重過ぎると私は思っています。しいていえば、市川海老蔵は瑛太が演じている娘婿千々岩求女が相応しかったと思っています。
だから、この作品が選出されたことに、私は今何か腑に落ちないものを感じています。

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