インディオ通信

古代アメリカの共感した者の備忘録8年。

更新頻度を高め、最後の足掻きを…

2008-06-19 05:19:33 | 映画や小説、テレビなど
 「8人しか釣れてない…」
 インディオ通信も限界に来たか…。小説のほうは伸びているような気が…。問題の7月まで後11日…。衆議院議員の選挙戦も最後の追い込みに入った。ウルサイ選挙カーは、泣き落としに入る
 「インディオ、最後のお願いに参りました! 猿月王夏を、何卒よろしくお願いします~」  
 (同一人物だわい

作家=貧乏人か?

2008-06-18 21:10:13 | 映画や小説、テレビなど
眼前に、作家への獣道が続いている(道かどうかも分からない)。

しかし開けた場所には、粗末なあばら屋が建っているのかもしれない。

 大体、作家にもピンからキリまであり、西村京太郎や宮部みゆきなど一握りの作家は、印税で贅沢な生活ができるだろうが、その他の作家は? 

 素朴に考え、印税1割として1,500円の単行本が1万部売れて、150万円である(これって、かなり良い方では?)。しかも税金とかある。

 ネットでただならともかく、1,500円も(無名人の)単行本に出す人間が、1万人もいるだろうか。読者はブックオフの半額の本、いや100円本ですらじっくり手に取り、「買おうか、しかし邪魔になるからなぁ」と考えるのである。

 出版が500円の文庫本なら安いが、「聞いたことのない名前だな」
やはりそう簡単ではない(それに1万部売れても50万円にしかならんわい)。仮に奇跡的に年間2冊2万部売れて、200万円…(しかも税金でウン十万引かれる?)

 これでは生活できません

「なあに、20万部ぐらい売れるから心配する必要ないさ」

「へっ、無料小説で20個投票が集まらないくせに何言ってんだ」

「いや~、お魚がなかなか食いついてくれないんですよ」

「こんな怪しい仕掛けに食いつく魚がいるか!」

   
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 ついでに小説『桜の木に集う鳥たち』に一票

 

猿月王夏、作家への獣道

2008-06-17 17:41:55 | 映画や小説、テレビなど
 「おお、31人も釣れた!」

  ただトップを見ると212人も釣っているではないか!

 これは…プロの漁師だわい

 いったいどうやってこれだけ集めたのか気になるので、そのサイトへ行ってみる 坂崎いるか、作家への道

 何かダイエット、家計管理とか、役に立っている記事が掲載されている。一方インディオの記事は… (やくざな記事だわい
 釣りのターゲットは「主婦」かな。う~ん、ただの小説を読み漁る人種というのは限られてくるから…

 見ると、ブログのサイドに「小説○○お願いします」と連なっている。こういう技があったのか。さっそくパクッって実験してみようか

 記事を拝借すると、
「…まあ、色々書いたが、そんなこと言ってる暇があったら、匿名捜査官タグというミステリー小説を書かないといけないが、ほとんど書いてないのに、ミステリーランキングは2位だったりして 、これはこのブログのアクセス数か反映されてるからだ…」

 「作家志望者のブログ→ 作家志望者の小説」という狙いは、インディオも同じだが、作家志望者(インディオ)のブログの内容はあまりにも貧弱だ

「もっと役立つ良い情報を載せろ!」

「インディアンの記事を載せているだろうが!」

「…」

 これでは勝負にならんわい

 
  
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幸せは短いのか?

2008-06-16 22:15:01 | 考えるインディオ
 13人釣れていた。感謝!
 (これでは小説より数が少なく意味が…)
 インディオは幸せを感じた
 そういえば、日曜日、釣りに行ったが、帰りにスーパーの駐車場で、3歳ぐらいの息子と青い手毬でキャッチボールをしている母親を見つけた
年はインディオより若いだろう。愛らしい息子が手毬を追いかけ、投げた母親は至福の笑みを見せていた。狭い住宅で遊ぶ空間がないのか知らぬが、はしゃいでいた。それを見て、たぶん、彼女は人生で今一番幸せなひと時を過ごしているのだろうな、と思った。母子家庭で生活が逼迫しているのかもしれない。が、幼子を抱きかかえる彼女は、もう何もいらないって感じだった(スーパーから出た後もいたから、長いことガラガラの駐車場にいたようだ)。
 その3歳?の息子も、あと15年経てば、高校を卒業し(地元の大学や大学院へ行かせる資力があるなら20年以上は可能かもしれないが…)、母親の元から離れていくだろう。そう、だから30年ぐらい経てば、彼女は確実に「あの頃は幸せだった」という境地になっていくのだろう。過去の幻想を負うことになるかも(いや、孫の顔を見て幸せを復活させるのか?)。
 そういえば、インディオの実家には自分の幼い頃の写真が拡大されてベタベタ貼ってあるからなぁ。
 幸せ? この人生の流れでは、そんな幸せに出会わないような気もする
 失うものは大してないし、人生をリセットするかな
 (ただ失業保険給付中ずっとだったりして…短い幸せね)
  
 

 アルファポリス投票

  

深夜に起きて見ると…

2008-06-16 02:14:15 | 映画や小説、テレビなど
「釣れたかな?」   夜、仕掛けしておいた竿を引き上げてみる。
「2人か釣れていない」 一方、日曜日のアクセス数は98、閲覧数は302だったということは…。
魚は泳いでいるが、撒き餌を食べてバイバイしているって感じだな (失礼だぞ!
 釣り針がでか過ぎたのか? 針を小さくして、インディオは囁いた。
「さあ、食いついておくれ」 

  


 

 

最後の手段

2008-06-15 20:56:16 | 映画や小説、テレビなど
 

「やってしまった」

「まさか、ついにこのブログ本体をアルファポリスに捧げたのか」

「もはや手段は選んでいられないのだ」

「聖域を踏みにじりおって!」

「こんな怪しいブログに聖域などありませぬ」

「そうさ、君のは小説よりブログが面白いよ」

「えっ? 小説のためのブログでは…」

「残念ながら、あなたの変な思想にかぶれた小説が大量に読みまわされるとは思われません」

「さわりだけ読んだり、マニアックな所は読み飛ばしてもらっていいんだよ」

 とにかくアクセス、アクセス

「邪道じゃ~」

 果たして、インディオ通信は小説を飛ばす力を持ちうるだろうか

 
  ※恐縮ですがしばらくの間、置かせてください。
    ↓
 アルファポリスに一票 BY 携帯

  
   

得票数を稼ぐ策略…

2008-06-15 15:42:55 | 映画や小説、テレビなど
 7月からスタートするアルファポリス「ミステリー小説大賞」の得票数バトルで、勝利するためには、下準備が必要であろう。ただ面白そうな小説を掲載する、だけでは上位に食い込めぬ。100ポイントが、1000ポイントの10倍面白いわけではない。ただ1000人がネット小説HPを訪問して読み、アルファポリスのバナーをクリックしただけである。

 思うに、訪問者が純粋であれば(女子高生のごとき?)、無料で楽しんだ訪問者は素直にクリックするだろうが、訪問者が複雑であれば(捻じ曲がっている?)、訪問者が増えても、クリック数は増えない

 類は友を呼ぶというか、純粋な書き手は純粋な訪問者を呼ぶ(だろう)。インディオが純粋であるか? 捻じ曲がっているのではないか?

 呼び水政策として、一日のポイントが50は欲しい(難しいかな
 たとえば『京都舞扇』があるが(楽天ブログね)、数ヶ月前はインディオとどんぐりの背比べをしていたのに、突き放されてしまった ある日突然、化けたのである。

 大体、ネット小説の良し悪しというのは、読んだ当人にしか分からぬ。
 ポイントが多い=面白いのではないか、で、実際に読んでみる。
 くっだらねぇ~というのはそんなに多くない。得票数が多いのは、どれも案外面白いのだ。面白い、面白い 得票はどんどん増えていく。

 5000ポイントともなると、書いた本人でさえ、であろう。多分、どっかの小説雑誌の新人賞に応募して落選したのだから(…?) 

 ネット世界の掟は「数が数を呼ぶ」

 案外、友人を総動員してポイント数を増やしているかもしれない。恋愛小説なんて特にそうだ。女学生などの口コミが広がって、待ち時間などに携帯電話でちょっとずつ読んで行く。電車や道端、マクドナルドなどで、ぽち、ぽち、ぽち、と至る所でクリックされているのだろう。

 以前、指摘されたが(アンデスさんに)、アルファポリスのバナーの表示はブログによっては、携帯では画像ファイルを表示させない仕様になっていることがあるようだ。自分で実験してみるしかないが、インディオは携帯でネットを閲覧したことがない…

 面白かったら即友人にメール出来たり、長いのをもっと少しずつ出すような仕組みを作ったり…。絵とか写真を増やしたり…。

 やっぱ、研究不足だわい

今回は

2008-06-14 23:00:30 | インディオ号の足跡+旅・魚釣り
 先週釣りを行くと宣言していたが、インディオは朝に弱い。釣りの師匠から朝早く電話がかかってきても、だったから、師匠は先に、大分の南端?、佐賀関へ行ってしまった。インディオが起きればとっくに昼前だった 「寝すぎたわい」 電話が繋がらない。インディオ号で追う。

 途中で、繋がった(引き返しているらしい)。

 師匠「堤防がないから、釣る場所が全然ねぇんだよ」
 インディオ「え? 佐賀関って関サバとか獲れる、釣りのメッカじゃないんですか」
 師匠「やはり船がいるんだよ(高いんだよ)」
 インディオ「それじゃあ、どっかその辺で釣りますか」

 かくして別府湾の堤防に糸をおろした。
 カモメやサギ?がうようよいて、猫までがそこらじゅうを歩き回っている(どうやら地元民が小魚を与えているようだわい)。釣り人も数人いた。

 観察すると、紺色で深そう。あまり綺麗な海ではないが、魚はいるようだ。
 二人はいつものごとく、カゴとサビキを遠投した。「波がねぇな」と師匠が不満を漏らす。「風がないから糸が巻きつかず釣りがしやすいじゃないですか」
 まずインディオのに小物がかかった。アジの子。鯛の子。黒鯛の子。子供ばっかりかかってくる。師匠にはかからない。そのうちインディオの浮きが沈んだ。アジの小さいのがかかった。針を取ると「きゅっきゅ」と悲鳴のような泣き声を上げる。可哀相だが食べるためには仕方ない。そのうち師匠のにも、小さなアジがかり、沢山釣れ始めた(空揚げにするらしい)。

 インディオは、さっき刺身にして食べたが…。
 別府湾だからか、「獲れたては美味しいわい!」って感じはなかった。
普通のアジの味(…)。
 ちなみに、近所の主婦か知らないが、数人が船に乗って釣りに行っていた。
 丸々とした美味しい魚を確実に釣る?には、船が一番だと思ったのであった

どこまで健闘できるか?

2008-06-13 22:46:02 | 映画や小説、テレビなど
 アルファポリスで集めているミステリー部門で、何やらコンテストを行うらしい。インディオは関心を持った。

 なになに、

 Web上に発表された自作のミステリー小説が対象。2008年7月の一ケ月間、「ミステリー小説大賞」として開催。読者投票、アクセス数などにより、ポイント集計。アルファポリス編集部選考による「大賞」(賞金10万円)、ポイント最上位作の「読者賞」(賞金10万円)などを発表。受賞作は出版化の可能性あり。また投票したユーザにも賞金をプレゼント。

 とある。

 「おお、出版化の可能性があるのか!」
 
 ぶら下がった人参(10万円)も気になり、インディオは登録した(といってもクリック一つだった)

 『蛇のスカート』は某賞に出したし(いや~、どうせ無理だろうね)二つ登録すると投票が分散されるので、『桜の木に集う鳥たち』にしておいた(まあ、怪しい三流ミステリーだが、かなり面白いと思う)。

 「何だ、あのしょーもない小説か」

 「ブログを改造したので、かなり読みやすくなりましたよ!」

 「はてなブログのデザインを変えただけだろうが!」

 「いや~、今さら改稿するのは面倒ですから」





絶望者が読むべき一冊?

2008-06-12 16:30:17 | 映画や小説、テレビなど
「長平は、この島に来てから一年たったのか、と胸の中でつぶやいた。その間、沖に船影が現れたことはなく、帰国できる望みは薄い。かれらに残された方法は、神仏に祈ることだけであった…」

『漂流』を読んで、いろいろ考えさせられる。沖縄の離島ならともかく、何も持たずに鳥島なんかに漂流してしまったら、生きて行かれるものか? 

「砂漠よりましだわい」と楽天的でいられる場合ではない。

シーズンなら、アホウドリを捕まえて、何とか凌ぐかもしれない(アホウドリとは失礼な…)。

雨水を巨大な卵の殻で蓄え、鶏肉を干物にして保存し、貝類を拾って食べる…(野菜類がない!)、これだけでは人間の体は…

 ろくな住処も服もないので(羽毛で作ったらしい)、ちょっと体調が狂ったらあの世行きである。

 それを考えれば、どんなド貧乏でも、現代日本は相当恵まれている。

「金がなくてもパラダイスだ!」

 一銭もなくても、公園で水は飲めるし、器など使える品物はそこらじゅうに転がっている。気候にも恵まれているから、テント暮らしでなんとかなりそう。

「住所はどこだ! 税金を払え! 他人の土地に勝手に入るな!」

 全てが商品化され、値段がついている。
 経済活動から外れたことをしていれば、社会の秩序が乱れてしまう。

「ルールに従って生きなさい!」(アリンコ労働者党)
「申し訳ありません。全てお金を出して買います(そのために稼ぎます)」
 

 好き勝手な生き方をしたら、この島(日本)では生きて行けないのだ


 

吉村昭 『漂流』

2008-06-11 16:18:39 | 映画や小説、テレビなど
 今、ちょくちょく読んでいる本である。
 江戸時代は船が難破し、死者が多数でたようだ。運よく無人島にたどり着き、帰還した者は、その漂流生活を述懐することができる。
 ノンフィクション小説であるが、内容が内容だけに面白い。

 大海を漂い、とんでもない岩だらけの島(鳥島)で生活する主人公、長平に比べれば、どんなに貧乏な状態でも、恵まれているように思われる。現代社会に漂流する我々(?)は、どんなに絶望的でも、大したことはないのだ。

 硬質な文章とリアルな表現に、インディオは引き込まれていく。
 今、アホウドリを殺して食べる所まで読んでいる。
 何か作者の頭の良さが色々伺える。
 調べ尽くして書いたって感じの一冊である。

 (絶望者が読むべき一冊、に続く

放浪するブログ

2008-06-09 16:30:24 | 考えるインディオ
 gooの機能によると、昨日の閲覧数は372、訪問者数は92だった。訪問者の過去最高は、インカ・マヤ・アステカ展へ行ったときの113だが、昨日は閲覧数が異常に多かったようだ(インディオは感想を待っています

 別に意識して面白いことを書こうと思っていないが、キーボードを叩いているうちに、勝手にギャグになっていく。最初は真剣に書いていても、いつの間にか笑っているのだ ギャグ漫画家にでもなれば、成功するのかもしれない。

 しかしこんな脳ミソでは、世の中を渡っていけないような…。

 現実の世界は、論理的で、真剣な人間を生き残らせるからだ(…?)。

 大体、このインディオ通信に、「こうだから、こうしなければ」という論理などはない。理想は、原住民インディオのように生きる! …わけでもない。出鱈目である。明日は明日の風が吹く。トラさんみたいだわい(いや、あっちの方にドラマチックではないな)。

 外国を放浪するだけの度胸はない(金もない)。
 日本など放浪しても、得るものは少ないだろう。
 
 ところでインディオ通信のロジックは?

 日本人→ 感性がネイティブアメリカンに近い(遺伝子も)→ その世界に共感するはずだ→ 彼らの文化や伝統を知ろう! だったはず

 …とんでもない場違いなブログになっちまったわい


 

魚釣りが上手い者は、有能か?

2008-06-08 14:13:24 | 考えるインディオ
 一晩寝たら、魚を釣る情熱が冷めた。というより、今のシーズンは豆アジ(アジん子)すら育っていないから、美味しいのが食べたければ、船に乗り沖へ出るしかない。
 天候も悪い。結果が分かっている行為に燃える気になれない。
 師匠と来週釣りへ行くか。

 それにしても魚釣りは色々考えさせられる。
 一を知り、十を知るというか、十の妄想である。

 魚を食べるには、スーパーで買うか、自分で釣るしかない。何かお金を手に入れるのに似ているような…。

 魚(金を持った人間)が泳いでいる。堤防(商店街)で糸をたらす。自営業者は、釣り人だ。創意工夫を練って、とにかく釣らねば明日はない。

 一方、雇われ人は、釣ったのを頂く人。雇われ人は「会社」という船から投げた網を「よいしょ、よいしょ」と引っ張るだけの役目なのかも知れない。「営業マン」などは、船から一本釣りをしているのかも。

 インディオは思ったのだ。
 企業で採用する者は、釣りが上手い奴は有望だから採用した方が良いのだと。
 ペーパーテストなんて、ちっちゃな会社の採用でやるべきではない。
 
 …

 採用担当者(社長)「きみの特技は何だね」

 インディオ「魚釣りとエゾジカ狩りです」

 採用担当者(社長)「よし、合格だ」

 インディオ「あの、失礼ですが、給料の方はどうなるのです」

 採用担当者(社長)「固定給で50万ぐらいは出したいが、何せわが社は立ち上げたばかりだから…」

 インディオ「50万! では、最低でも30万ぐらいは頂けるのですね」

 採用担当者(社長)「何小さいこといっているのさ。君の能力だったら完全歩合だった方が儲かるんだよ」

 インディオ「か、完全歩合で食べていけるんですか…」

 採用担当者(社長)「特技は狩りだろ。な~に、わが社の商品でお客を狩るだけの話さ」

 




魚を追って北上…

2008-06-08 00:12:08 | インディオ号の足跡+旅・魚釣り
 インディオは朝早く、竿を持って一人釣りに出かけた。場所は、昨年釣りの師匠と行ったところだった。

 場所がいいから山ほど獲れるだろう…と予想していたが、一匹しか釣れなかった(メバルに似た?で不味そうで、空揚げにしても食いたくないので逃がしてやった)。釣りバカ日誌のロケ地である佐伯市の方へ行くべきだったかもしれない。が、地形が複雑で磯釣りは難しそうだったら、堤防を…。しかし甘かったようだ。

 魚は賢い。ひょっとしてインディオより賢いのかもしれない。まき餌は食われ、ハリには食いつかない。サビキ(7つぐらいハリがある!)で籠(餌が波に揺られて出る仕組み)なら間違いないと思っていたが、釣れないのだ。周囲の釣り人もいつもと様子がおかしいのか、帰っていく。

 風が強かった。欲深いサビキは糸が絡まり、ほぐれてもまた風が糸をほつらす。 そのうち、8000円の釣竿の先端が折れた(細すぎた)。インディオは壊れた竿を手に、風の弱い場所に移動した(インディオ号の後ろ)。駐車場から糸をおろす。釣れるわけがない。

 インディオは更に北上し、竹田津港まで行った。カップルが会話をしながら釣りをしていただけで、別のおじさんが帰ると人気がない。岩か藻に仕掛けが絡まり、サビキも籠もなくなった。

 坊主では帰れない。インディオはさらに遠くに行き、豊後高田まで来た。堤防に行くと釣れる雰囲気がなく諦め、先週行った温泉に浸かり、ラーメンを食べ、帰った。

 深夜に師匠のアパートに報告に行った。

 インディオ「師匠の言った通り、北へ行きましたが全然釣れませんでしたよ」

 師匠「北はダメだよ。南だよ」

 インディオ「…」

 まあいい。
 明日は必ず釣ってやる。

『桜の木に集う鳥たち』を読み返して

2008-06-06 00:02:32 | 映画や小説、テレビなど
 投票数が上がったのを契機に、インディオは「はてなブログ」のデザインを変えてみた。そして少し読み返してコウ思った。
「う~ん、文章は面白いかもしれないが、下手な面が多いわい」

 小説において(どんな文章でもそうか?)、言葉数が多ければ伝わるというものではない。逆に少なかったり、ぜんぜん触れない方が伝わる場合もある。インディオの場合は、書きすぎだな。思ったことをべらべら口に出して喋る性格が、そのまま小説にも反映されているからかもしれない。やっぱし、小説家は「語る」より、描写によって「見せる」ことが重要である。判断は全て読み手に委ねるべきだ。

 書いた小説を1年ぐらい経って読み返すぐらいでは、大して感想に変化は起きないが、5年ぐらい経てばかなり客観的になれると思う。大概、インディオを含めた作家志望者は執筆終了後は、「おお、最高傑作だ!」と思い、 満足感に浸っている(はず)。
「これが出れば作家として脚光を浴びるだろう」と夢の中で踊っているのだ しかし他人の評価は冷めているから、浴びるのは酷評なのだ

 書き手が人気者でないかぎり(インディオ、大好き!)、読者はちょっとおかしければ見放すだろう。

まてよ。
 ということは…、アルファポリスの世界では、投票が投票を呼ぶことになるのか?

 インディオ通信の愛読者様、ぜひ投票してみましょう
            
          (どうなることやら…)