インディオ通信

古代アメリカの共感した者の備忘録8年。

11月29日… ペヨーテ ~棘のないサボテンの宗教~

2007-11-29 01:41:01 | インディオ文明と麻薬
大地には、身体に働きかける植物が多数存在する。
 インディオ世界では、「植物が喋った」「神の声」ということになるね。
 
 身体的経験こそが全て。
 
 こんなブログを読むより、そういった植物を齧れってか(コカや大麻は犯罪です)。
 

 麻薬関係の本を読んでいて、ペヨーテを拾った(テオナナカトルもあった)。


「ネイティブ・アメリカン・チャーチ」の儀式

砂漠の夜。
聖なる火を囲んで行われる儀式。
酒に混ぜたペヨーテのエキスを飲み、神の声を聞きながら、サボテンダンスを行う。

ペヨーテの審判
ペヨーテ幻覚の一つ。それは幻覚に個人差があるということ。
何のこだわりもなく、純粋な気持ちで使用すると、非常に幸福になれるが、ためらいや気がかりがあると、魔物に襲われたり、地獄に堕とされたりする幻覚を体験する。

 …狂気の世界は、人間をひきつける。

11月27日 …『ジャガーの知恵』①

2007-11-27 23:52:51 | 古代アメリカの資料
~マヤ・カレンダー「神聖暦」で占う~
『ジャガーの知恵』(2002年)
ケネス・ジョンソン 著  石原佳代子 訳
中央アート出版社(1800円+税)



訳者は冒頭で語る。
「本書を読む限り、マヤ文明のありよう、その精神性は、根底においてわたしたち日本人と、とてもよく似ているように思われる…。調和の二元論。男と女、生と死、陰と陽、神と悪魔、光と闇、正反対であるはずのものが一対となり、戦い、みつめあい、愛しあい、とけあって、現象世界を作っていく。陰を消せば陽も消え、悪魔を消せば神も消える。あなたはわたし、わたしはあなた。すべてがすべてを映しあい、ささえあう万華鏡の世界…」。

内容は、
第一章 古代マヤの世界
第二章 聖なる宇宙の創造
第三章 カレンダー・シャーマン
第四章 神聖暦ツォルキン
第五章 デイサインは語る
第六章 マヤ「生命樹」占い
第七章 シャーマンの占い
付録二十世紀からのマヤ「カレンダー・テーブル」

この本はマヤ占いだから、

おのれの生年月日を「カレンダー・テーブル」(紀元前3114年8月13日にスタートしたらしい)に当てはめ占うことになる。

やってみると、インディオの場合、「1サル」となっている。

「サル」は第五章の説明で、観念的にいろいろ書かれてある。

なになに、
サルは「あらゆる芸術のマスター」(チラム・バラムの書)、
らしい。

なら、もうとっくに作家にでもなっていておかしくないが…。

この本、なかなか面白いので、また紹介します。

サバがあたって腹が痛い。

2007-11-26 22:17:24 | 身の回り
 のた打ち回るほどではないが、一日中腹が痛かった。 

 どうやら昨晩のサバに原因があるようだ。

 サバを生で食べるとは、なんてウマシカなのだ!
 
せめて「しめ鯖」にすべきだった。
 生は精がつくが、体調が良くない時や素材によっては敬遠した方がいいようだ。
 
 まあ、有意義な人生経験だった。

 

11月26日… ブログを削り、原点に戻ります。

2007-11-26 01:36:35 | お知らせ
 ブログの分量が増えたので、少し削った。

 「インディオ世界の表現」が、このブログの目的なので、それに関する内容は最後まで残る(と思う)。

  古いTBやコメントなどは全部保留し、カテゴリーを減らし?、只今、改造中である。

 ブログを書く人間そのものも、精神改革中である(そう簡単には変わらんか)。

 もっと冷静に、無感動にならんといかん。

 

11月25日… 狂いながらサバを食べる。

2007-11-25 19:07:32 | 悪魔か、踊りか、占いか、禅か、無か
 サバは寒い季節が美味いらしい。
 釣りたての刺身が一番だが、95円で確実に食べられる方を選んだ。

 サバはイワシと違って、内臓がたっぷりとあるので、さばくと不気味だ。

 包丁で内臓を抉り取りながら、心臓を抉り取るアステカの神官の気分になる。

 古代アメリカ人は、人間を単なる生き物の一つにしか見ていないので、魚だろうが人間だろうが、内臓を取り出し、皮をはぎ、肉を食べる。

 あらゆる生き物は、生贄になるために生まれたのだ。

 生き物は神であり、神は生贄を食べ、生贄になる。

 こんな思想で間違いない(だろう)。

  コロンブスが発見する前の、アメリカ大陸の狂気の世界に、
 何かしらすんなりと溶け込める自分が恐ろしい。

  自分が魚一匹の価値しかないのなら、

 そんなに深く悩んだり、経済的幸福なんか追求する必要なんて、ないのよね。

   ●サバは鮮度が低く、それほど美味しくなかった。

11月21日 …やっぱ、貧乏人は体が資本だ!

2007-11-21 03:54:44 | 経済
  ハイリスクハイリターンは、普遍的な原理かもしれん(んだんだ)。

 きつい労働(精神系OR肉体系)ほど、収入がイイ。

 しかし、金貸しが利息を得る際に元本が危険にさらされるごとく、

 収入の前に、

  人間そのものが危険にさらされる。

  だから「ヤバイな」と思ったら、仕事は断るべきだろう。


  なにせ利息が1%だとして(今は最低だが)、

  年収が100万円だとしても、
  元本の自分自身は1億円、の価値はある(ないかもしれない)。

  いろいろ病気があるが、病の程度によって、

  人間の価値は八千万円、五千万円にまで下落する。

  要は、利息を追わず、元本を大切にすることか?

  ただ、年をとるにつれ、肉体的な元本は下がっていくし…。

  だが目先の高金利に釣られるより、元本の変動(為替変動みたい)を避けるべきだろう。

 なに柔な事を言っている!

 そんなインディオの元本なんて、たかが知れているんだろうな。

  だから無理をするのはよそう。


★翌日読んだら、かなり変な(アホな?)発想な気がした。自分は金では買えない。命は金で買える場合があるかもしれないが…。

11月19日… 冬生まれは、冬に弱い(*運気のバイオリズム)。

2007-11-19 00:51:14 | 悪魔か、踊りか、占いか、禅か、無か
  やっとネットが復活した。

  さっそく、役に立ちそうな情報?を発信したい。

 さて、『金運をつかむ人・貧乏神に追われる人』百々由紀男(ベストブック)
 によると、

   四柱推命を中心とする東洋易学には生まれ月を中心にした四つのバイオリズム(波動)があり、運気の強弱を説いている。

 <生まれ月から三ヵ月ごとに運気が変わる>

  ①受胎期
(生命のボッグバン=0ヶ月~)  インディオの場合、1月~3月

  ②胎動期
(胎児が動き出だす=三ヶ月~)           4月~6月

  ③安泰期
(胎児が安泰=六ヵ月~)              7月~9月

  ④誕生期                    
(出産月=九ヵ月~)
(受胎前の空無の時まで=十二ヶ月)         10月~12月


  とある。

  ①では、「積極的に金運を誘い込め」
  ②では、「金運は移ろいやすく、波乱多し」
  ③では、「運気の自然な成長を見守るべし」
  ④では、「耐えて待つのが、安泰期の万全策」
 らしい。

 「特に誕生日前後の運気は、どん底。生命の危機もある」という。

 インディオは今は…、運気が落ち目には違いない(たぶん。…はあ?)
 
 だが人生を思い起こせば、
 どうも冬は体調が悪いし、ろくなことがないのは事実。

 警戒すべき理由はある。

 みなさんも、誕生日にはご注意を!