インディオ通信

古代アメリカの共感した者の備忘録8年。

なるようになる。

2014-11-13 17:54:41 | 身の回り
  反復を深めていく雅太には、衝撃的なことが次々に起こっていく。会社で揉め事を起こし、予期せぬ展開になっていったりする。それは現在展開中であるゆえに、書くことはできぬが、場合によっては「辞表」を出すか、「異動」になるかもしれぬし、まだ選択肢はある。10年後から見れば、「ああいったこともあったな」と多分なっているだろうが、今は夜も眠れぬほど内的対話やら葛藤が続く。ここ二日、夢も見ていないのである。

 とはいえ、休日の雅太は、バッサリと髪を切り、海岸沿いの温泉サウナに入り、海と青空を眺めながら「なるようになるさ」と、楽天的になる、いや、なろうとする。明日は一体どうなるのだろうか、と思いつつ、今日は早めに寝よう、その前に心境でも綴っておくか、とキーボードを叩く。

 雅太も来年は厄年と言うわけで、不安がないわけがない。温泉に入る間も、エレベーターの貼り紙をみながら、「我が車も車上荒らしが・・・」とよぎるも、確率的にほとんど起こらない。そういったものを貼ること、目撃することこそ、不安を煽る原因かもしれぬ。会社でも40過ぎれば職が、と皆んな口を出す。そういった行為がさらに不安を煽り、そういった雰囲気が日本を、世界を、席巻するのだろう。

 どうなるかはわからない。どうなるかは、その人の「個人的な力」ということになろうか。明日、雅太がどうなるかも、雅太の個人的な力の結果なのである。コインはその通り出る。裏と出れば、それに従うしかない。環境というのは人知の力を超えている。今日は青空で鳥が自由に羽ばたいていた。それは一体どういう前兆なのだろうか。

 そう思いながら、雅太は昔書きくさしたノートを取り出す。大昔「数列」というタイトルで10頁しか使っていなかったりする残りを、雅太は罪滅ぼしで利用するわけである。甘酒を飲んで早く寝ようと思うのであった。

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