一晩寝たら、魚を釣る情熱が冷めた。というより、今のシーズンは豆アジ(アジん子)すら育っていないから、美味しいのが食べたければ、船に乗り沖へ出るしかない。
天候も悪い。結果が分かっている行為に燃える気になれない。
師匠と来週釣りへ行くか。
それにしても魚釣りは色々考えさせられる。
一を知り、十を知るというか、十の妄想である。
魚を食べるには、スーパーで買うか、自分で釣るしかない。何かお金を手に入れるのに似ているような…。
魚(金を持った人間)が泳いでいる。堤防(商店街)で糸をたらす。自営業者は、釣り人だ。創意工夫を練って、とにかく釣らねば明日はない。
一方、雇われ人は、釣ったのを頂く人。雇われ人は「会社」という船から投げた網を「よいしょ、よいしょ」と引っ張るだけの役目なのかも知れない。「営業マン」などは、船から一本釣りをしているのかも。
インディオは思ったのだ。
企業で採用する者は、釣りが上手い奴は有望だから採用した方が良いのだと。
ペーパーテストなんて、ちっちゃな会社の採用でやるべきではない。
…
採用担当者(社長)「きみの特技は何だね」
インディオ「魚釣りとエゾジカ狩りです」
採用担当者(社長)「よし、合格だ」
インディオ「あの、失礼ですが、給料の方はどうなるのです」
採用担当者(社長)「固定給で50万ぐらいは出したいが、何せわが社は立ち上げたばかりだから…」
インディオ「50万! では、最低でも30万ぐらいは頂けるのですね」
採用担当者(社長)「何小さいこといっているのさ。君の能力だったら完全歩合だった方が儲かるんだよ」
インディオ「か、完全歩合で食べていけるんですか…」
採用担当者(社長)「特技は狩りだろ。な~に、わが社の商品でお客を狩るだけの話さ」
天候も悪い。結果が分かっている行為に燃える気になれない。
師匠と来週釣りへ行くか。
それにしても魚釣りは色々考えさせられる。
一を知り、十を知るというか、十の妄想である。
魚を食べるには、スーパーで買うか、自分で釣るしかない。何かお金を手に入れるのに似ているような…。
魚(金を持った人間)が泳いでいる。堤防(商店街)で糸をたらす。自営業者は、釣り人だ。創意工夫を練って、とにかく釣らねば明日はない。
一方、雇われ人は、釣ったのを頂く人。雇われ人は「会社」という船から投げた網を「よいしょ、よいしょ」と引っ張るだけの役目なのかも知れない。「営業マン」などは、船から一本釣りをしているのかも。
インディオは思ったのだ。
企業で採用する者は、釣りが上手い奴は有望だから採用した方が良いのだと。
ペーパーテストなんて、ちっちゃな会社の採用でやるべきではない。
…
採用担当者(社長)「きみの特技は何だね」
インディオ「魚釣りとエゾジカ狩りです」
採用担当者(社長)「よし、合格だ」
インディオ「あの、失礼ですが、給料の方はどうなるのです」
採用担当者(社長)「固定給で50万ぐらいは出したいが、何せわが社は立ち上げたばかりだから…」
インディオ「50万! では、最低でも30万ぐらいは頂けるのですね」
採用担当者(社長)「何小さいこといっているのさ。君の能力だったら完全歩合だった方が儲かるんだよ」
インディオ「か、完全歩合で食べていけるんですか…」
採用担当者(社長)「特技は狩りだろ。な~に、わが社の商品でお客を狩るだけの話さ」