インディオ通信

古代アメリカの共感した者の備忘録8年。

プリンターの復活

2013-11-30 19:32:40 | 身の回り
   雅太は修理から戻ったキャノンのプリンターで、さっそく印刷を試してみた。やはり代理で使用していた安物のプリンターと品質に雲泥の差があると思った。ただ雅太は結構な代償を払っていた。まず修理・輸送費が1万3000円かかった。しかもインクが4000円程度はすぐ吹っ飛ぶ。新品を買った方が早いのではないかとも思ったが、如何せん、2年程度しか使用していなくて捨てるには惜しい。「ものを粗末にしては未来はない」という潜在意識が働いた雅太は、海に帯びこむ思いで、一年ぶりに決心したのであった。これならば、1年前にやっておけば、安物プリンターやら必要なかっただろうと思いつつ、まあ、これはこれでインクがなくなった時とか、非常時に使用できるかもしれぬと見つめるのである。
 それにしても、仕上がり具合がこれぐらい違うならば、ケチらずにさっさと修理しておけばよかったと雅太は少し後悔した。
 特に縮小印刷やら、その両面印刷が出来ることが素晴らしく、応用範囲が広い。
 雅太は腕を組んで考えた。プリンターを変えれば、いろいろ印刷してみたくなり、執筆活動に有益である。ならば、パソコン本体をもっと打ち込みやすい高性能のものに変えれば、成果が違うかも知れぬ、ひょっとしてブログの投稿数も増えるのではないか、と思ったりするのだった。ウルトラブックを見て欲しいと思ったこともあったが、どう考えてもキーボードやモニター画面が大きな方が、作業に適しているだろう。雅太はこれまでノートパソコンを三台購入したが、律儀にも富士通一本、それもビブロ、ビブロ、ライフブックであるからして、新しい風を吹き込むには、ここら辺で変化が必要なのかもしれぬ。たかがパソコンであるが、プリンターでこれだけ変わるのだ。
 ただ、最近はパソコンは値が上がっているようであり、ケチな雅太は悩むのであった。

宇宙の夢

2013-11-27 07:18:27 | 潜在意識の世界
 条件が整ったたためか、雅太は今朝、体外離脱に成功したしたように思えた。
 体脱したのだろうが、自由度が少ない。ただ、意識は空に奪われていた。無我の境地のごときで。
 今にして思えば、見詰めていたのは、山奥の実家の冬空だったのではないかと思われた。
 田舎だったのかどうか定かではないが、雅太自身あれだけ透き通った夜空を凝視したのは、故郷以外では体験がない。
 夢の中で、気が狂うほどの星々を、雅太はただ見つめていた。
 そのさ中、何かがぐるぐる回転していた。そして、キーンという鋭い音が聞こえていた。
 夜空を見つめているとき、雅太はオレンジ色の大きな彗星が横切ったのを見た。空の出来事だからとてつもなく巨大な星となろう。
 何かの予兆なのか。
 大宇宙をひたすら見つめる雅太は、かつてこれまで鮮明に夢の中で映像を見たことはないとさえ、感じたのだった。

個人的な力

2013-11-26 07:39:51 | カスタネダ『呪術の実践』 !
 雅太は久々に朝ブログを書くことにした。というのも、たまたま閲覧数を見ると、500を超えていたからだ。誰かに観察されているとなると、書くことでそれに応えなければならぬ。ただ雅太にはネット上の記事を幾ら読んだところで、キッカケやヒントが得られる程度で、それ以上は、経験から醸成される「個人的な力」であるように思われた。
 古代メキシコの教義である、「イーグルのくちばしの元へ戻る意識」「人生の目的はその意識を高めること」は、デジタルな表面的な世界で成し遂げられるわけでなければ、外に出て人と接することであり、それは「小暴君」を求めて、試金石を求めて、意識を磨き上げるということかもしれない。
 雅太はカスタネダの『未知の次元』に出てくる、マックスというネコの話をいつも念頭に置いていた。その飼い慣らされていたネコは、病院に行って死なされる前に、野生の本能を取り戻して、車から逃げ出した。カスタネダが手助けをしたのだが。カスタネダ同様、雅太も、マックスというネコに、自分自身を映し出したのだった。無益な逃亡だったかもしれぬが、マックスの生き様を信じなければならぬ。例え、死んだとしても、マックスは、自分の死場を見つけるだけの、個人的な力を持っていたということを。
 マックスは、そういう場所、そういうチャンスを、己の力で、引き寄せたということだろう。
 雅太には、そういう「個人的な力」を作り出すのは、インターネットとは全くかけ離れた世界であるように思われたのだった。

無我の境地

2013-11-24 21:26:23 | 潜在意識の世界
  雅太は、夢の中で紙に活字が書かれてあるのに気付いた。これまでも夢の中で活字を読んでいたことが何度かあった。そのたびに、雅太は何か重要なメッセージではと、必死に記憶しようと、夢の中でノートに転記していたのであった。むろん、夢のノートであるから、リアルな世界に持ち帰ることはできないわけで、雅太は自分の記憶力のなさを嘆くのであった。
 さて、雅太が活字を眺めていると、文字がずんずん増えていく。それはPC上で文字化けした感じで、得体の知れぬ記号が白紙を埋めていくのであった。雅太は、いつものごとく、「これは早く読み取らねば!」と焦ったのであるが、途中で何かばからしくなって、放棄した。
 そんなこと、どーでも良いではないか。夢の中で、雅太は何もかも考えるのを止めた。とたんに、より深い世界に、自分が送られていくのを感じたのであった。
 それは雅太の転生に関係するもののように思われた。古代のインドかも知れぬし、メキシコかも知れぬ。何か修行者が雅太を患者のように扱い、ベッドの上に乗せ、体の穴という穴から液体を抜き取り、壺の中に入れた。雅太は自我をも失った。深い闇の底に、意識が吸い込まれていった。そこは無我の境地であったのに違いない。夢であったが、まるで過去の体験を思い出すようなリアルな感覚であった。前世があれば、きっとそれだったに違いないと、雅太は直観した。
 体外離脱で面白い体験をしたがる自分が、何か次元の低いような存在にさえ思われた。夢の中の、無我の境地、これは何か恐ろしく崇高なもののように、雅太には感じられたのであった。

歌おうとする夢

2013-11-01 21:34:34 | 潜在意識の世界
  雅太が久々にブログの編集画面を凝視すると、「2013.10.31(木) 415 PV 149 IP」という数字が弾き出されていた。昨日は雅太が別にブログをアップさせたわけでもないのにアクセス数が増えているということは、世の中の変わり者たちがウオッチしているのかも知れぬ。そう考えると、 雅太は先月(10月)はたったの3回しか記事をアップしていないので、11月はなんでも良いから書き込んで、ブログを継続させておこうと思った。

 まずはこの記事であろう。何のコメントも雅太には寄せられぬが、自己満足と文字を書く訓練として、とにかくキーボードを打つのである。

 と思ったところで、そういえば、雅太は昨夜、大衆の前で歌おうとする夢を見たのであった。ただそれは他の歌手によって遮られ、どうでもいいような歌詞を渡され、これを歌ってくれと突きつけられる。今は亡き有名な女性ボーカリストであった。雅太は譲らず、どうしても歌いたい歌にこだわる。しかし一方で、幕が上がり、何か歌わなければならない。雅太は自分の得意な、熱意を込めて歌える歌詞を探したが、それはことごとく消去され、あるのは適当に歌えるような代物ばかり。あるはずのものが、どこにもない。

 歌詞を見ながらでないと歌えないから、困ったものだ。

 一体何の暗示か、雅太は夢の内容を思い出しては、多分何かが己を妨害しようとしているのか、それとも…、と暗示を考えてみるのであった。