インディオ通信

古代アメリカの共感した者の備忘録8年。

ゲートウエイとカスタネダは似ているのか?

2011-12-12 07:17:30 | シルバーバーチの霊訓
 朝六時半、8.7度、かなり寒い。頭は寝ぼけている。

 前回の続きで、ゲートウエイ・エクスペリアンスを購入し(明晰夢のやつも一緒に)、

 

 さっそくWAVEⅠを聴いているのであるが、これは実に素晴らしく「眠れる」教材である(爆睡した…)。

 このブログを読めば分かるように、かなりオカルトな(?)本にはまり、頭がおかしくなっているので、これまであんまり眠れなかった。夢の世界に毎日どっぷり浸かれるというのも、裏を返せば眠りが薄い(レム睡眠)わけで、何か爽快感がない。

 このCDだけで、体外離脱やらリモートビューイングやら前世がわかるというのもであるが(「期待しないでください」と述べられてある!)、かなり得るものがありそうだ。

 というより、何かカスタネダの世界に恐ろしいほど酷似している。

 ①アファメーションというのは、意図することであり、「私は肉体であるが、肉体を超えた存在でもある。非物質的存在であるから、それを知覚することができる…(だっけ?)。偵察、守護者よ、私を導きたまえ…」と念じるわけである。カスタネダの「非有機的存在」の世界ではないか!

 ②エネルギー変換ボックスというのは、余計なもの一切を、何か棺桶のような箱の中に入れてしまうものである。カスタネダでいうなら、「内的対話」を停止することであり、プライド、「言葉」など余計な意識を捨て去ることである。それによってエネルギーが蓄えられるということか。とにかくこれは、「内的沈黙」の状態である!

 ③レゾナント・チューニング(振動の調整)やら、それのバルーンを想像することは、まさに人間が「白く輝く光の球体」であることをイメージすることではないか!

 …こういったことを、グダグダ考えながら、吾輩はipod classic(160ギガ!)にwaveコードでコピーし、豪華なヘッドフォンで聞いているわけである(よくそんなカネがあるものだ)。

 来年にかけて『呪術の実践』が本格的になりそうだが…、

 あんまり期待しないほうがいいかもしれんわい(やはり基本はマジカルパスか


 

シルバーバーチの霊訓③ 光ある行為を

2009-04-11 23:52:12 | シルバーバーチの霊訓
 この辺では読み手がないのか、ハート出版の三部作が簡単に三冊そろいました(すべて古本です)。※まだあった。五部作だった 



 酷く暑く、人気のない海辺に行って、虫の声と潮騒を聞きながら読む(シルバーバーチいわく、「聖書より、大自然の中に神の言葉が書かれてあるのです」)。

 グレートスピリッツからの言葉にはならない霊訓を、バーバネルはインディアンの霊媒を通じて、語っているのであるが、どうも「日常生活全てが宗教であったネイティブ・アメリカンの世界に戻りましょう」といっているように思われて仕方ない。

 あらゆる存在を、精霊(spirits)として感じよう!

 そして、それは偉大なるグレイトスピリッツ(大霊)の一部であり、我々に生きる活力を与えているのです

しかし精霊を知らない人間は無知であり、ただ自由意志を濫用し、大地は暗黒で覆われている

 だから、霊的に進化した者は、暗闇で迷える魂を、光明に導く手助けをしなければならない(善行)

 …ということで、

 ラビバトラの言うように、

 与えられた人生は、完璧な因果応報で成り立っており、
善きことをした人間には霊界から手助けがどんどんやってくる、というわけである。

 だから、このインディオ通信も、暗黒な大地に光を当てるような情報を書き綴らねばならんわい(聖なる木はどうなった?) 

 上のハート出版の三冊は、いずれも同じような事柄を手を変え、品を変え掲載されてあるような感じもする。 

 まだ読み始めたばかりであるが、インディオにとって、ニーチェ以来の衝撃である(いや、サネヤ・ロウマン以来か)。たぶん、作者が考えて書いていない文章ほど、心に響くのだと思う。霊が喋っているのだから…。

 そういえば、インディオが書いている文章も、ロジックを固めてから書いている文章よりも、何も考えないで書いている文章の方が、受けているように思われる。インディオの背後霊が、あれこれ働きかけて、インディオの小説やらエッセイ?を書かせているのだろうか? 

 本来なら書けるはずがないことを書いているわけである。恐ろしいことだ。霊媒として、少しは何かあるのかもしれない。「伝道者になれ」という夢?もみたし。

 これを読んでおられる方も、霊に関心があるはずだから、霊媒者向きだと思われる。ただ、艱難辛苦にまみれるので、人生が普通ではなくなるだろう。

 シルバーバーチはこう語った。
 
 霊能者の仕事が楽であるかに想像する人がもしいたら、それはとんでもない見当違いであると言わざるを得ません。楽を求めるようでは、それは魂が進化していない証拠です。困難な道であることを承知の上で、内在する霊力の力を信じて挑戦するようでないといけません。

 これまであなたが辿られた道は長く、困難で、涙を滲ませたこともありました。が、何とか切り抜けてこられましたし、これからも切り抜けることが出来ます。

 忘れないで頂きたいのは、あなたの元に訪れる人、あるいは、あなたの方から出向いてあげる人は皆、肉体の奥に埋もれている魂が、自由を求め、無知と迷信から抜け出ようとしている人々であるということです。その牢獄の扉を押し開けて、魂を解放してあげるのが、あなたの仕事です。臆することなく、突き進みなさい。一人でも多くの魂を解放してあげなさい。神の計画は積極果敢な行動を求めているのです。

シルバーバーチの霊訓② 大霊(great spirits)

2009-04-09 21:51:30 | シルバーバーチの霊訓
 『シルバーバーチのスピリチュアルな生き方Q&A』(ハート出版)を読んだ。言葉がすんなり身体に溶け込んだ。まるで古代アメリカの呪術師が語ったように思われた。

 シルバーバーチは、グレートスピリッツ(大霊)を執拗に語っている。バーバネルに降るまでに、インディアンの霊に語らせたのは、昔、古代アメリカにでもいたからではなかろうか。

 生まれたことに感謝はしているが、たまに逆に思うこともある。苦しみのない状態が好ましいのならば、最初から生まれなければ良かったのではないかとか…。

 シルバーバーチは語る。

 そもそも死というものは、少しも怖いものではありません。死は大いなる解放者です。死は自由をもたらしてくれます。

 みなさんは、赤ちゃんが生まれると喜びます。が、私たちの世界では、これから地上へ誕生していく人を泣いて見送る人が大勢いるのです。

 同じように地上では誰かが死ぬと泣いて悲しみますが、こちらではその霊を喜んで迎えているのです。

 なぜならば、死の訪れは、地上生活で果たすべき目的を果たし終えて、次の霊界が提供してくれる莫大な豊かさと美しさを味わう用意が、その霊に備わったことを意味するからです。

 次のことをぜひ理解してください。死は死んで行く者にとっては悲劇ではなく、後に残されたものにとっての悲劇に過ぎないということです。

 暗黒から光明へと赴くことは悲しむべきことではありますまい。悲しんでいるのは、実は、その人に先立たれた自分のことであって、肉体の束縛から解放されたその人のことを悲しんでいるのではありません。

 その人はより幸せになっているのです。もう肉体の病に苦しめられることがなくなったのです。激痛にさいなまれることがなくなったのです。天賦の霊的資質が発現し、何の障害もなくそれを発揮し、援助を必要としている人のために役立てることになるのです。

 毛虫が美しい蝶になったことを悲しんではいけません。鳥かごが開け放たれて小鳥が大空へ飛び立ったことをなき悲しんではいけません。

 肉体を離れた魂が自由を獲得したことを喜び、そしてあたかも大霊(グレートスピリッツ)から授かった能力を発揮すれば、その魂が味わっている美しさと喜びを幾らでも知ることができることを知ってください…



 まるで神殿で生贄を捧げる神官のような言葉である(『煙る鏡』で最後にテスカトリポカが似たようなことを語っている?!)。

 やはり大地でに合わせてっている肉体は、暗黒世界の中で足掻いているのだろうか。

 宇宙で輝くを見つめ、瞑想すると

 大霊から発する光明が、うっすらと見えてくる(プチ覚醒)


 大宇宙にはない善悪が、この大地で覆い尽くされている。

 人間社会の中で、それぞれ魂を持った個体が、試練にぶつかる。

 グレートスピリッツが、それぞれに艱難辛苦を与えている。

 嘆き悲しみ、魂の琴線に触れ、浄化される。

 う~ん、超人的ヒーラーが、カルマ的病気をぱっと治すのは良くないということか…

 それぞれの段階に応じて、人間は努力し、苦しまなければならないということか。苦しむ原因は、きっと自分がつくっているのだろうが。

 なお、シルバーバーチの、大自然や動物に対する考え方は、何かしらインディアンのシャーマニズムを髣髴させる。


 問い 「動物にも、高等・下等の差別があるのでしょうか?」

シルバーバーチ 「ありません。それぞれの動物に、たどるべき進化の道程があります。生あるものは霊であるがゆえに生きているのです。霊は生命であり、生命は霊です。ですから、創造されたもの――小鳥も魚も花も木も果実も、全て霊なのです。

 高等・下等の問題ですが、これは無数の声明形態の中の他の生命と比べて、進化のどの段階にあるかの差に過ぎません。たとえば人間は、魚に比べれば高い段階にあるかもしれませんが、霊界の上層界に比べれば低い段階にあることになります。」

 …大半の人間は、自分たちが、万物の霊長であると信じていながら、だからこそ、他の生き物に対して責任があることに気づいていません。高い段階にいる者が、低い段階にいる者に手を差し伸べるべきなのです。


  今回はこれぐらいで(次回に続く)
 

シルバーバーチの霊訓

2009-04-07 23:32:17 | シルバーバーチの霊訓
 福山に新しく古本屋(フタバ)が出来たようで、サネヤ・ロウマンでもないかと入ったら、この間のネットサーフィンで発見した『古代霊は語る ~シルバーバーチの霊訓より~』(潮文社)が半額で売られていたので買った

 また他の古本屋へ行ったら読んでくれとばかりに格安でシルバーバーチの本が二冊もGETできた(ハート出版)

 かくして、インディオ通信は、これから古代霊シルバーバーチをピックアップすることになるであろう。読んでみると、シルバーバーチとはかつて人間界にいたことのある高級霊で(名は明かさない)、あまりにも高級霊なので?、霊媒として直接モーリス・バーバネルという人間に降りてくるのではなく、死んだインディアンの霊を媒介として、彼に語らせていたという。

 シルバーバーチとは、翻訳すると「白樺」。週一回の交霊界で、バーバネルは皆の前で催眠術にかかったように入神し、人格を変えたようである。シルバーバーチの言葉を語る彼は、皆の問いかけに答えた。

 針を刺しても血が出なかったとか…

 かなり苛烈な答えだわ 

 問い「なぜ神は地震や火山噴火などを未然に防いでくれないのですか」

シルバーバーチ「あなた方が“なぜ神は”と不服を言うとき、それは自然法則の働きに対して文句を言っていることを忘れないで下さい。私は霊的な自然法則をありのままにお教えし、それに自分自身の体験をまじえてお話しているのです。地震というのは地球の進化の過程における一種の浄化現象です。地球はまだまだ完成の域にはほど遠いのです」

問い「その浄化活動のために何十人もの人間が犠牲になるのは不公平だと思うのですが」

シルバーバーチ「死ぬということは決して不幸でも災難でもありません。私から観れば、魂が肉体の牢獄から開放される祝福すべき出来事です」


少し気になった言葉を

 地上の人生は所詮は一つの長い闘いであり試練なのです。魂に秘められる可能性を試される戦場に身を置いているといっても良いでしょう。

 私どもはあなた方が“野蛮人”と呼んでいるインディアンですが、あなた方文明人が忘れてしまったその絶対神の摂理を説くために戻ってまいりました。あなた方文明人は物質界にしか通用しない組織の上に人生を築こうと努力してきました。言い換えれば、神の摂理から遠く外れた文明を築かんがために教育し、修養し、努力してきたということです。


 まだまだありますが、また今度にしましょう(つづく)