インディオ通信

古代アメリカの共感した者の備忘録8年。

なぜブログを書くのか、雅太よ

2014-11-25 17:46:07 | 自己主張
  雅太は実家から大根や白菜を持って帰るたびに、煮物ばかりをこしらえて食べていた。ヤリイカやら半額の金目鯛やら、適当に放り込み、豆腐や卵を入れ、ポン酢で仕上げるわけである。冬は鍋であり、餅やら椎茸やら、いろんな具材を放り込めば良いので、飽きがこない。

 ただ満腹となったら頭が愚鈍になる。雅太も、今、一体何を書いているのか、何を書かんとしているのか、見当がつかず、ただ、そういえば、最近ブログを書いていないから何か書こうという程度だったりする。

 毎週決まった日に、決まった時刻にブログを書く人もいるだろう。中には取材とかして、念入りに準備し、連載作家のごとく、書きためたのをじわじわ出しているブロガーもいよう。

 しかし雅太は突発的で、合理的な書き主ではなかった。毎回毎回、カスタネダを題材にしているものの、一体自分が何を書いているのかわからず、それゆえに読み手も首を傾げることも多いだろう。「イーグルを伝えるのだ」という使命を掲げながらも、結局、自分が見て、自分が勝手に感じているだけなのである。

 どんなに美味い料理を作っても、写真だけで味わうことはできない。実際に、それぞれが食べるしかないのである。「世界は自分の意識である」がゆえに、本当に古代メキシコの呪術観念が正しいか否かは、それぞれの意識が体験するしかないのであろう。

 ここまで書いたとき、雅太はまだまだ壮絶な意識の体験が不足しているように思われるのであった。

 

最新の画像もっと見る

コメントを投稿