インディオ通信

古代アメリカの共感した者の備忘録8年。

作家=貧乏人か?

2008-06-18 21:10:13 | 映画や小説、テレビなど
眼前に、作家への獣道が続いている(道かどうかも分からない)。

しかし開けた場所には、粗末なあばら屋が建っているのかもしれない。

 大体、作家にもピンからキリまであり、西村京太郎や宮部みゆきなど一握りの作家は、印税で贅沢な生活ができるだろうが、その他の作家は? 

 素朴に考え、印税1割として1,500円の単行本が1万部売れて、150万円である(これって、かなり良い方では?)。しかも税金とかある。

 ネットでただならともかく、1,500円も(無名人の)単行本に出す人間が、1万人もいるだろうか。読者はブックオフの半額の本、いや100円本ですらじっくり手に取り、「買おうか、しかし邪魔になるからなぁ」と考えるのである。

 出版が500円の文庫本なら安いが、「聞いたことのない名前だな」
やはりそう簡単ではない(それに1万部売れても50万円にしかならんわい)。仮に奇跡的に年間2冊2万部売れて、200万円…(しかも税金でウン十万引かれる?)

 これでは生活できません

「なあに、20万部ぐらい売れるから心配する必要ないさ」

「へっ、無料小説で20個投票が集まらないくせに何言ってんだ」

「いや~、お魚がなかなか食いついてくれないんですよ」

「こんな怪しい仕掛けに食いつく魚がいるか!」

   
 『インディオ通信』に投票

  


 ついでに小説『桜の木に集う鳥たち』に一票