インディオ通信

古代アメリカの共感した者の備忘録8年。

別府の泥温泉、四日目。別府駅前より

2012-04-14 11:13:58 | インディオ号の足跡+旅・魚釣り
 頭の中でヒヨコ編集者がせかすのであるが、一銭にもならん温泉作家など続けられないので、戻らねばなるまい。

 朝食後、最後の泥温泉を満喫し、今、別府の駅前のネットカフェで報告書を作成しているところだ(あと一時間で高速バスが出る!)

 別府温泉保養ランドは、泥湯で有名な所で、テレビで宣伝した後は殺到すると番台が語っていた。サービスは良いとは言えず、たぶん、リピーターは別に当てにしていないようだ。恐ろしい殿様商売だが、本物の温泉とはこういうものか(?)

 最後に、旅館を記念撮影しておいたが、綺麗好きには耐えられないかも知れんわい(ひょっとして泥の温泉自体もそうかも)



 温泉の中は撮影できないので、周辺より。



 露天風呂はなかなかの絶景で、もくもくと湯煙が立っているのである。奥地にある泥湯(自律神経病治療?)がメインか。



 せっかく九州に来たのだが、今回は「旅館⇔別府駅周辺」でほとんど動いていない。九州を観光したいなら車は不可欠か。

 それにしても、地方の商店街は、メインから外れれば寂しいもので、もっと活性化される必要があるだろう。

  

 人口減少、少子高齢化、ネット通販やら経済不況に加え、

 大型施設に客足を奪われているのですね(近くに大型ショッピングセンター「ゆめタウン」がありました)。


別府、三日目…

2012-04-13 13:36:31 | インディオ号の足跡+旅・魚釣り
  泥の温泉に浸かりまくっているが(さっき朝も入った)、そんなに散財するわけにもいかず、他は大して観光していない。車でないと移動が難しく、現在、路線バスで別府駅前に来ている。そしてまた旅館に戻って、泥温泉に浸かって眠るというわけだ。

 昨日は、温泉から出ると、高級な蕎麦焼酎?!を飲みながら、いかれた創作活動をした(記念撮影。無名作家某旅館にて)

 

 何か建物が古くて、ちょっと部屋を変えてもらった。別の場所(昨日の反対側)から見ると、山桜とか高速道路、駐車場からこの温泉の人気状態などがよくわかる。

 

 そういえば、福山市から来たという70過ぎの年配の方と泥温泉の中で話し込んだ。出雲・山陰経由で車中泊しながら、鹿児島まで温泉の一人旅をしているようだ。テレビで情報を嗅ぎ付け、ココにやってきたようだ(我輩と一緒か)。

 混浴に異常に興味があるようで、女性専用の暖簾をくぐったり、女湯の方向ばかり見ている(かなりのエロ爺だ)。

 竹原市(広島)にある石風呂も混浴かのお

 はあ、そうですね(狭いサウナですから)

 女性は来るのかいのお(居れば行こう)

 まあ、同じ男性として気持ちは分からぬでもないが、性欲に振り回される年齢でもあるまいに(関係ないか?)


 さて、あまりにも温泉に浸かりすぎたせいか、手がしわしわになり、今、写すとこうなっている。

 

 このネットカフェに1時間以上もいることになり(延長、延長か)

 これから、ぶらぶらし、食事をし、再び旅館に戻って、泥温泉(蒸し風呂もある)に入り、蕎麦焼酎でも飲みながら、創作活動をするのだわい(さすがに最後の宿泊になりそうです)

 先生、原稿の締め切りはもうとうに過ぎていますが(え? 原稿料が出ないから、こんな生活は続けられない?)

 そのうち、温泉旅館に何ヶ月も逗留して小説を書いて暮らせるような身分になりたいものである(どこぞの編集者さま、よろしくお願いします)。

ただ今、別府を放浪中!

2012-04-12 12:12:23 | インディオ号の足跡+旅・魚釣り
 広島(尾道界隈)に棲息しているため、大分の別府までは結構距離があり、面倒なのでバスで行った。

 徳山(現周南市)からはフェリーで国東半島へ行く。到着前に(ちょうど外国人が首を出したわい)

 

 ひたすら高速バスに乗り、雨上がりの太陽が異様にまぶしかった。

 

 現地でちょこっと買い込んだ後、泥温泉付の宿に到着。18時過ぎに泥温泉に入る

  

 宿からの眺めを記念撮影。 

 

 翌朝、紺屋地獄にある保養ランドを眺めるに、桜が咲き乱れていた。

 

 そして今別府の実になネットカフェで現況報告しているのだわい(またここに来るかも)

 

エネルギーを回復させる旅に出る

2012-04-09 09:41:55 | インディオ号の足跡+旅・魚釣り
 昨日はよく眠った。今17.5℃で春を感じる。あと三ヶ月もすれば、泳げるだろう。

 最近体外離脱しないが、肉体のコンディションにもかなり左右されるのかもしれない。

 そこでちょっと休養をとり、別府の温泉へでも行こうと思う(往復1万¥でな高速バスがあるようで、ぶらり一人旅ならこっちかフェリーにも2時間)。
  
  別府温泉保養ランドは前にも行ったことがあるが、今回は鉱泥温泉にも入ってみたい。

 別府には三泊ぐらいする予定で(平日だから何処でも泊まれるか?)、

 そこでエネルギー状態が素晴らしくなれば、

 な神秘体験ができるかも知れんわい(宿でゲートウェイのipodか)

 ということは、しばらくなブログがないということですね(旅先でUPして下さい) 

精霊の旅③ 湯平温泉

2011-07-06 05:34:38 | インディオ号の足跡+旅・魚釣り
  昨日は18時に異常に閲覧されたようだ(1時間で550PV…)

 さて、精霊の旅というか、放浪の旅というか、ただの観光地巡りなのだが、羅漢寺→ 男池と行き、これ以上南下すれば戻って来れなくなるので、戻ってくる途中、「湯平温泉」に寄ってみた。「黒川温泉」を髣髴させるところがあるが、こっちはかなりレトロな感じがあり(ただ寂れているだけか?)、カネが回っているような印象がなかった。観光客は誰もいない。

 

 旅館が多く、かつては相当栄えた温泉郷だったのではなかろうか。

 

 景色は綺麗で、映画村として復活する手があるかも。

 

 帰りに寄った、豊後高田市にある「昭和の村」(全国あちこちにあるようだ)にならって、「昭和の温泉郷」にすれば…(懐かしい過去のトリップして温泉に浸る)とか思いながら坂を下りる。

 

 過去の郷愁に耽って、客が来るのを待つより、「独創性」が必要だ、いっそのこと、「インディアン村」とか「江戸村」とか「仙人村」にするとか云々考える。誰もいない中、ツバメが元気よく鳴いていた。

 生命力のない温泉街の中、ギャーギャーと二羽のツバメが、全生命力を振り絞ってホバリングしている。何事かと思い、ツバメの騒ぐ方向を見ると、とんでもないことになっていた。

 

 助けようにも、棒切れもなく、すでに腹の中に入っているのか…

 

 悲しいかな、これが今回の旅で一番印象に残ったことかもしれない。親ツバメは愛情を込めて育てていたのであろうが、その命は奪われてしまったのである。泣き叫ぶツバメの姿は、人間も、鳥も、同じなのだろうと思わされた。

 蛇に食われた雛鳥をみて、津波で死んだ子供を連想する。それはインディアンも同じで、大蛇を神と崇め、偉大なる力を感じ取っていたわけである。蛇=不吉=死神のシンボル、と遠ざけてしまえばそれまでだが、我々人間は皆死ぬわけで、遅かれ早かれ、死の蛇に飲み込まれる運命なのだろう。

 カスタネダは無限をイーグルと喩えていたが(古代メキシコの呪術師か?)、多分、ヘビにも喩えられていたのではないか。なにせ、ケツアルコアトル(羽毛あるヘビ)、コアトリクエ(蛇のスカート)…、ヘビだらけの文明である。

 こんな壮絶な、シンボリックな光景を目の当たりにすると、「もっと死について意識しろ」とでも精霊にささやかれているのかも。

 ただエネルギーの塊(ヘビ)が、小さなエネルギー(雛)を飲み込んでいるだけである、と冷めて考えられれば楽なのだろうが…

 あまりにも残酷な光景でした(旅の記事はこれで終わりです)

精霊の旅② 羅漢寺 宇佐神宮

2011-07-05 06:04:07 | インディオ号の足跡+旅・魚釣り
  九州の東側、国道10号線を少し外れたところに、観光の名所がある(耶馬溪)。行きにちょこっと寄ったわけであるが、まあ、大分県は見る所が多い(男池もそう)。

 さっそく、青の洞門が聳え立っていた。

 

 さらに、羅漢という修行僧の寺があり(曹洞宗)、どんなところで修行したのかとリフトで登ってみる(スキー場か)

 

 とんでもない隔絶された場所に寺があった

 

 祈願しゃもじを掻い潜って写真で羅漢仏を写す。

 

 格闘しながら悟りを開いていく姿??が表現されているのか。

 

 内的沈黙の中で、彼らはエネルギーを見ていたのだろうか。普通の目では、この光景を眺めていたのは確かなようだ。

 

 続いて宇佐神宮へ行く。韓国の団体観光客が押し寄せていた。

 

 えらい馴染み深く感じる。水晶の入った携帯ストラップを買った(本物か?)

 

 雷と雨が降り、空間が一気に神秘的となる。

 

 蒸し暑かったが、一気に涼しくなったわい

  

 神社だから何度も訪問客が来るが、たいがいの観光地は寂れている。温泉地もである。

 グローバル化とか時代の波に飲み込まれているわけで、そういう地域を目の当たりにした(精霊の顕示も)。

 次回は大変ショッキングな話になると思われます(とんでもないものを見てしまいました)

精霊の旅① 男池

2011-07-04 05:34:32 | インディオ号の足跡+旅・魚釣り


 また例の森林浴か、と思われるかもしれないが、これは違った場所の写真である。男池という原生林のところである。結局、最高、この辺りまで行った来たのであった。

 清掃費100円で入場し、富士樹海の自殺志願者のように、山奥へと歩く。ルートは整備されている。

 

 小川が澄み切っており、名水の滝へと流れていく。

 

 日常生活から解き放たれ、カメラ片手に散策する。カメラなんか持っていては、気が散るのであるが…。

 

 男池につく。水の色が神秘的に青い。

 

 ベンチがあったので、寝転ぶことにした。ピラミッド水晶を手のひらに乗せると、キラキラ光り、見つめると吸い込まれていく。

 

 辺りはこんな感じである。真上が、冒頭の写真。こういうところにテントでも張って住んでみたいものだ。

 

 精霊が呼んでいる。さらに進む。

 

 名水の滝があって、道路に続いていたのであった(しかし来た道をそのまま戻った)

 

 ちなみに場所はこの辺で→男池湧水群、ここまで来るのには覚悟がいるかも。拠点は、肩胛骨付近が痛いので、別府保養ランド付近の安宿である。二日ぐらい泥湯に浸かったら(紺屋地獄)、えらい肌がすべすべするようになったわい(広島の温泉?とは全然違うぞ)

 かくして、精霊の旅?の紹介は続くのであった
 

インディオ号ジュニア

2010-06-05 20:13:37 | インディオ号の足跡+旅・魚釣り
そういえば、五右衛門風呂も壊れたが、インディオ号も壊れた。下り坂で滑って路肩に乗り上げ、修復できないほど骨組みが捻じ曲がったのだ(一見無傷だが。人間は奇跡的に無傷)。タイヤがつるつるなのに、雨の日に下り坂を飛ばし過ぎたのが悪かった。

 そこでオンボロだったが愛着があったインディオ号は廃車になり(元々本体に価値があるとは思えない)、仕事にも行けないからgooネットで車を調べると、良いのがあって(軽で、同じメーカーの結構新しい奴)、すぐに調達したわけである。

 車の業者によっては、すぐに現金が必要なのか、価値の割りにえらい値段を下げているのもある(走行距離も3万k程度)。「え? これでこの値段?」ってな感じがして、試乗し、即買った。

 「まだ何年もインディオ号かなぁ」と思っていた所、事故が原因で、しかも業者が丁度値段をどんと下げた直後に、仕入れることが出来た(奇跡だ)。たかが車といえどもセルフイメージを高いものにするためには、案外重要なのかもしれない。「新車ですか!?」と言われるような車に乗っていると、なかなか心地良いものである。

 運転していて楽だし、燃費も良いし、壊したくないからあまり無茶な走りはしないし(教訓もあるし)、小まめに掃除したりする。有り金は一気に無くなったが、何か得をした気分だ。今、乗り回しているところである(大した所には行っていないが)。

 6月というのは、インディオの人生ではかなりパワー漲る月であり、来月から海で泳ぎ始めるだろうし、インディオ号ジュニアが僕をどこかに運んでくれるのかもしれない。

高速無料の予定が…

2010-02-04 17:39:54 | インディオ号の足跡+旅・魚釣り
民主党の高速道路無料化を期待していたが、我らが中国地方は、ちょろっとしか無料にならないようだ(ローカルなハナシで恐縮です)

 広島呉道路など無料化実験へ

 山陰地方は喜んでいますね(大山から出雲大社まで一直線です)

 呉市の人間も広島市までの900円がタダになるから利用し放題か(カープ、カープ)

 個人的には、しまなみ海道とか、山陽自動車道を無料にして欲しかった。もし、そうなら、地理的に、島(大三島、瀬戸田)に行き放題だからだ(釣りのし放題か?)。四国にもタダで行けるが…、

 やはり全部無料でないと先へは進めんわい

 それにしても民主党は、選挙で、「高速道路無料」を掲げたくせに、「特別な有料道路」だけを無料にして、詐欺ではないか!(実験? 国民を馬鹿にしているのか)

 鳩山総理にしても(小沢幹事長も)、身を持ってカネに苦しんだことがないから、「これぐらいならいいか」ってな感覚が働いているのかも。10円値上げしてもモノが売れなくなる時代に、高速道路を1000円値上げして(自民党時代は1000円だったが、2000円に…)、経済が活性化するとでも思っているのか?(矛盾だらけだ)

 結局、日本の財政が危ないということなのでしょうねぇ(なら、最初から「無料」を掲げるな!)

 

あれで400キロ走ると…

2008-07-26 01:55:20 | インディオ号の足跡+旅・魚釣り
北九州市のスペースワールドへ行き(潰れていたのか?)、防府市の防府八幡宮でお参りしたりしながら、ゆっくりと広島へ戻った。
夕方7時まで、防府にいたから、なかなかではない。
深夜の一時過ぎにやっと漫画カフェを見つけ、休むことができた。

インディオ号はの連続だった。

荷物は尾道へ運ぶので、実家へは寄らない

しかし広島市から尾道市までもはや走らせる力が残っていない
いわんや実家をや。

やっと九州という魔界から脱出できた 


それにしても高速道路を使わず、国道だけで走るのはきつかったわい

しかも軽で、冷房なしで、走ったのだ(夜でないと耐えられん)

これからは近場を動き回ります

九州の仲間たち 



インディオ LAST 九州 IN 行橋

2008-07-25 02:25:39 | インディオ号の足跡+旅・魚釣り
 引越し業者に頼まず、自力で荷物を移動している。

 最近、インディオ号はフル稼働で、現在、行橋市(福岡県)のネットカフェに停車中である。店がぼろくて、薄汚いが、仮眠を取らねば明日事故死してしまうわい

 最近はすさまじい移動だった

 大分→(船)→ 広島→ (船)→大分→ (国道)広島

 船の方が楽だが、車をのせると1万円は取られるので、帰りは国道を利用している。もはや、完全な無職者だから、時間は山ほどあり、ゆっくり帰路を楽しむのだ

 ただでさえ胡散臭い車に、荷物が山ほどあるのでインディオ号は最高にな状態である。


 ミステリー小説大賞は一体どうなったのだろうか?

 インディオの最近の行動の方がよっぽどミステリーだ

 一体どうなっているんだ

 主人公は占いによって行動しているのです

 わたしも占って

 ぼくも、ぼくも

 どうなっても知りませんよ

 ミステリーな人生を生きることになるって

 


  小説『桜の木に集う鳥たち』に投票(『蛇のスカート』にすればよかった)

    


   『インディオ通信』 永遠に不滅である

     
 


 
 

今回は

2008-06-14 23:00:30 | インディオ号の足跡+旅・魚釣り
 先週釣りを行くと宣言していたが、インディオは朝に弱い。釣りの師匠から朝早く電話がかかってきても、だったから、師匠は先に、大分の南端?、佐賀関へ行ってしまった。インディオが起きればとっくに昼前だった 「寝すぎたわい」 電話が繋がらない。インディオ号で追う。

 途中で、繋がった(引き返しているらしい)。

 師匠「堤防がないから、釣る場所が全然ねぇんだよ」
 インディオ「え? 佐賀関って関サバとか獲れる、釣りのメッカじゃないんですか」
 師匠「やはり船がいるんだよ(高いんだよ)」
 インディオ「それじゃあ、どっかその辺で釣りますか」

 かくして別府湾の堤防に糸をおろした。
 カモメやサギ?がうようよいて、猫までがそこらじゅうを歩き回っている(どうやら地元民が小魚を与えているようだわい)。釣り人も数人いた。

 観察すると、紺色で深そう。あまり綺麗な海ではないが、魚はいるようだ。
 二人はいつものごとく、カゴとサビキを遠投した。「波がねぇな」と師匠が不満を漏らす。「風がないから糸が巻きつかず釣りがしやすいじゃないですか」
 まずインディオのに小物がかかった。アジの子。鯛の子。黒鯛の子。子供ばっかりかかってくる。師匠にはかからない。そのうちインディオの浮きが沈んだ。アジの小さいのがかかった。針を取ると「きゅっきゅ」と悲鳴のような泣き声を上げる。可哀相だが食べるためには仕方ない。そのうち師匠のにも、小さなアジがかり、沢山釣れ始めた(空揚げにするらしい)。

 インディオは、さっき刺身にして食べたが…。
 別府湾だからか、「獲れたては美味しいわい!」って感じはなかった。
普通のアジの味(…)。
 ちなみに、近所の主婦か知らないが、数人が船に乗って釣りに行っていた。
 丸々とした美味しい魚を確実に釣る?には、船が一番だと思ったのであった

魚を追って北上…

2008-06-08 00:12:08 | インディオ号の足跡+旅・魚釣り
 インディオは朝早く、竿を持って一人釣りに出かけた。場所は、昨年釣りの師匠と行ったところだった。

 場所がいいから山ほど獲れるだろう…と予想していたが、一匹しか釣れなかった(メバルに似た?で不味そうで、空揚げにしても食いたくないので逃がしてやった)。釣りバカ日誌のロケ地である佐伯市の方へ行くべきだったかもしれない。が、地形が複雑で磯釣りは難しそうだったら、堤防を…。しかし甘かったようだ。

 魚は賢い。ひょっとしてインディオより賢いのかもしれない。まき餌は食われ、ハリには食いつかない。サビキ(7つぐらいハリがある!)で籠(餌が波に揺られて出る仕組み)なら間違いないと思っていたが、釣れないのだ。周囲の釣り人もいつもと様子がおかしいのか、帰っていく。

 風が強かった。欲深いサビキは糸が絡まり、ほぐれてもまた風が糸をほつらす。 そのうち、8000円の釣竿の先端が折れた(細すぎた)。インディオは壊れた竿を手に、風の弱い場所に移動した(インディオ号の後ろ)。駐車場から糸をおろす。釣れるわけがない。

 インディオは更に北上し、竹田津港まで行った。カップルが会話をしながら釣りをしていただけで、別のおじさんが帰ると人気がない。岩か藻に仕掛けが絡まり、サビキも籠もなくなった。

 坊主では帰れない。インディオはさらに遠くに行き、豊後高田まで来た。堤防に行くと釣れる雰囲気がなく諦め、先週行った温泉に浸かり、ラーメンを食べ、帰った。

 深夜に師匠のアパートに報告に行った。

 インディオ「師匠の言った通り、北へ行きましたが全然釣れませんでしたよ」

 師匠「北はダメだよ。南だよ」

 インディオ「…」

 まあいい。
 明日は必ず釣ってやる。

精霊の山を制覇!

2008-06-01 20:48:27 | インディオ号の足跡+旅・魚釣り
 最近エネルギーに充ちている気がする ひょっとして両子山のせいでは?
 インディオは感じたのだ。ここは、ひょっとして屋久島レベルのヒーリングスポットなのではないかと。

 調べてみると「両子山は、国東半島の最高峰。標高720.6m。 山麓には六郷満山の寺院群が点在する…両子火山群は、両子山を中心とし、国東半島を形成している火山群で、国東半島の中央部にある溶岩台地及び溶岩ドームとその周りにある侵食された火砕流堆積物からなる。150万年前~110万年前に活動した。 国東半島全体が両子火山の噴出物で形成されているが、侵食進んでいてV字の緩やかな谷が多数ある。中央部には溶岩ドームや溶岩台地が多数あり、いくつもの峰を形成している」

 六郷満山 ! 寺院で固められた山らしい 

 かくして、柴咲コウの音楽を流しながら、インディオ号は再び両子山へ向かったのだった 前回は途中で挫折したが、今回はやり遂げた。

 物好きな家族(高齢夫婦とその娘)が黙々と急勾配を歩いていたので、引っ張られたのかも 足が痛かったが、「あと少しだ、あと少しだ」と己に言い聞かせ、インディオは歩き続けた。
 やがて展望台が見えてきた。
 (あれだけ歩いてこの距離とは…↓)
 

 「おお、仏の山の頂点に立った」

 物好き一家は土べたにシートをひいて昼食を食べていた。

 インディオは展望台で考える。
 「人間とはちっぽけなものよ。文化文明とて大自然の力には及ばんわい。…そうよ、その中でのインディオの人生。どう転ぼうが大したことないさ。インディオ通信がなんて単なる戯言よ」

 インディオは下山した。この山、冬は滑るから頂上はムリだと思った。杖がないので、足を繰り出すのに苦労した。あの家族は大丈夫なのか? あまりの下り坂で足にまめが出来、腰が痛くなった

 帰りは真玉温泉(豊後高田市付近)によってみた 

 大分の田舎の町は、村おこしで彼方此方に温泉の駅?がある。地元の人で、高齢者なら格安だし、こんな場所で余生を過ごせるなら幸せだろうと思った。しかも六郷満山だし言うことないわい


 

記憶の足跡~ 読書をせねば…

2008-05-26 18:02:55 | インディオ号の足跡+旅・魚釣り
 大雨の後の日曜日は、溶けるように暑かった
  (太陽に顔を付けるなんて、インカ・マヤ・アステカの発想だわい

 博物館を出たインディオは、九州に唯一ありる格安店、ビッグカメラで一眼レフカメラを買おうと思ったが、

「カメラなどパシャパシャ撮っている奴は変態だわい」と止めた

 作家志望者なのに、最近書くどころか読んですらいない 

「これからはたくさん読書をしよう!」

 インディオ号はブックオフへ行く

 ブックオフは福岡でかなり盛ん(発祥の地か?)

 ハードカバーは100円ではさすがに人気のある本は手に入らない。ちょうどその時、ブックオフで全部のハードカバーが300円の出血セールが行われていた

 「おお、神の思し召しだ!」

 インディオは次々に買い物籠に入れた。

 桐野夏生『アンボス・ムンドス』(インディオの好きな作家だ)、
 伊坂幸太郎『重力ピエロ』(なかなか面白そうだ)、
 その他、畠中恵など、「安い!安い!」とどんどん買った

 小説より、実用本?の方を多く買った。100円でも良いのが一杯あった。
 中古CDも『woman』『feel』などが250円で「安い!」と次々にかごに入れる。

 塵も積もれば山となり? 恐ろしい金額になった

 繁華街の天神(中央区)に駐車すればネットカフェ並みに金を取られ、激安店で買っても効果が削られる。インディオ号は再び東区に戻り、馴染みの場所を走り回った。二日目には懐かしさは消え、そこの住民に戻っていた。

 郊外の大型ショッピングセンターの陰で一寝入りして、ガソリンを満タンにし、帰るのであった。ガソリンは二回注ぎ、計4500円だった。

 帰りは迷うことなく一本道を只管走る。大分県に入り、途中で、中津市(福沢諭吉誕生の地)付近で、「太平湯ノ迫温泉」があったので寄った
 (かなり良かった。夜中の10時過ぎまでやっているようだ)
 
 湯上りのあと、大自然の中、夜風を吸う

 地方の国道はガラガラで(夜は特に)高速道路みたいなものだったわい