田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

シャンソンコンクール

2011-05-18 18:50:10 | ステージ & エンターテイメント
 何事にも好奇心いっぱいに札幌の街を飛びまわっている私である。私にとって縁遠い存在の“シャンソン”の世界を覗いてみた。そこには私の日常とはまったく違った世界が広がっていた…。 

 縁遠いとはいっても、その昔に研修で東京に一ヶ月間滞在したときに、恐れるものを知らない私は東京銀座にあった「銀巴里」でシャンソンを聴いたことがあった。そのときライブで歌った歌手が誰だったかは記憶にないが、1982年10月のことだった…。

 あれから40年!(誰かの口調に似ています)、第27回日本アマチュアシャンソンコンクール北海道大会が5月16日(月)京王プラザホテルで行われると聞いて、しかも入場無料ということで好奇心いっぱいの私は「いったいシャンソンの世界とは何ぞや?」との思いで覗いてみることにした。

 会場に行ってまず驚かされた。ステージが宮殿の中のような雰囲気にしつらえてあるのである。その前で歌う出場者は歌姫の気分か?
 告知では12時30分から公開予選会があるとなっていたのだか、実際は公開リハーサルということで出場22名全員が17時30分からの本選に出場できるとのことだった。
 私は勤務の関係上、本選は聴くことができず、公開リハーサルを聴くだけだった。

        
        ※ 準備の整ったステージです。なんとなく宮殿風に見えませんか? 
        
 公開リハーサルといっても本番直前だから、出場者は真剣そのもの、本番の衣装に身を包み練習の成果を発揮しようと熱唱します。
 専門的なことは分からないが、歌のレベルは人によって差があるような気がした。それでも以前に比べるとレベルの向上が見られるとか…。
 目を見張ったのが出場者の豪華な衣装である。およそステージ以外では着用することがないだろうと思われる高価そうなドレスに身を包んでいた。

        ※ 豪華なドレスに身を包み公開リハーサルを行う出場者たちです。

        

         

        

 後ほど関係のウェブ上の記事を繰ってみると、出場エントリー料が9,000円。その上、プロのピアニストに伴奏を依頼しないといけないようだ。
 しかも、北海道大会を勝ち抜いて神戸市で行われる全国大会に出場するための交通費などは全て自前とか…。
 う~ん。なんとなく庶民の世界の話ではなさそうだ。
 シャンソンとは高貴な趣味なのか?そんなことはないはずなのだが…。

 本選を聴けなかったのは残念である。来年はスケジュールを調整してぜひとも本選を聴いてみたいと思った…。