田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

ウォーキングコース再訪(前編)

2011-05-19 23:44:25 | 札幌ウォーク & Other Walk
 懐かしの「安春川コース」…。札幌市内のウォーキングコースとしては随一と思っていた「安春川コース」。そこは懐かしさとイメージが少し損なわれたかな?という複雑な思いを抱かせてくれた「安春川コース」だった。

        
        ※ 「美しい日本の歩きたくなるみち500選」にも選定された
         「屯田防風林」です。

 オヤジの仲間づくり21の会の仲間の方から「札幌で最も素晴らしいウォーキングコースを紹介してくれないか」というリクエストをいただいた。
 私は2008年から2010年にかけて札幌市内に設定されている118のウォーキングコースの全てを踏破していたが、リクエストを受けて即座に挙げたのが「安春川コース」(正式には「北・新川・新琴似・麻生コース」の「安春川コース」というなんとも長いコース名)だった。

 そのコースはちょうど方形に近い形をしているのだが、そのうち3辺が遊歩道として整備されていて、3辺がそれぞれ違った表情を見せてくれる9km強のウォーキングコースだった。

        
        ※ JR学園都市線の高架下緑道の遊歩道です。

 5月18日(水)午前、オヤジの仲間づくりの会5月特別例会として「安春川コース」を参加者5名でウォークすることになった。
 JR学園都市線でスタート&ゴール地点の新川駅まで移動し、さっそくウォーキングを開始した。天候は晴れ、風はなく、暑くもなく寒くもなく絶好のウォーキング日和である。
 まずはJR学園都市線の高架化に伴って設置された高架下緑道を歩く。緑道の両側にはさまざまな木を配し、目にも体にも優しい遊歩道である。
 ウォーキング日和がウォーカーを呼び込んだのだろうか、ウォーキングを楽しむシニアのカップルやグループが目立った。

        
        ※ 高架下緑道を歩くオヤジの仲間づくり21の会のメンバーです。

 直線を歩くこと2.6km、高架下緑道が終わると「屯田防風林」が始まる。
 この「屯田防風林」は日本ウォーキング協会が「美しい日本の歩きたくなるみち500選」にも選定している名物(?)のコースである。
 その昔、当地を開拓した住民が幅約50m、長さ3kmにわたり風害から農作物を守るためにポプラ、ヤチダモ、ハルニレ、白樺などを植樹したものが今に残り、その樹間が絶好のウォーキングコースとなっているところである。
 歩くコースは舗装もされず、土のコースが足に優しい…。
 私たちは歩くというよりも、周辺の樹木や草花に目を奪われながら、ゆっくりとゆっくりと歩を進めた…。                      
                           (以下、後編に続く)