「名物に旨いもの無し」などと云ったら関係者に怒られるだろうか?
サッポロオータムフェスタ2009の会場で三つ街のラーメンを食べ比べてみました。
久しぶりの麺に関するレポートです。
大通公園では9月18日から10月3日までの17日間、北海道内の旬の食材やご当地グルメなどを一堂に集めた「サッポロオータムフェスタ2009」が開催されています。
北海道内の素晴らしい食材が手に入り、珍しいご当地グルメを食することができるのは札幌に住んでいることの利点の一つです。
私自身は我が家の料理に満足しているところがあってそれほど関心があるわけではないのですが、ただ一つ道産小麦を100%使用した「ご当地ラーメン祭」という催しに食指が動きました。
17日間に入替などを含めて合計13店のご当地ラーメンが出店するとのことでした。
※ 各店はこの小さなブースの中での調理を強いられます。
普段とは違う厨房での調理はかなりのハンディでしょう。
私は9月20日、26日、29日に大通公園5丁目に足を運び、三つのご当地ラーメンを食してみました。その三つのラーメンをそれぞれ食した感想は・・・、
◇オホーツク干貝柱塩ラーメン(オホーツク地方の市町村)
あっさりした塩ラーメンのスープにホタテのエキスが加わり、ややコクのあるスープに仕上がっています。トッピングされた干貝柱は柔らかく戻されていますが、見た目の豪華さはあるものの出がらしの煮干しのようで味は感じることができませんでした。オホーツク醤(じゃん)がピリッと効いていたのが印象的でした。
※ 干貝柱が二個トッピングされているのが大きな特徴でし
ょう。真ん中に見える赤いのがオホーツク醤です。
◇なんぷエゾシカラーメン(南富良野町)
エゾシカ肉をスープに溶かし込んでいるとのことでしたが、かえって塩ラーメンの特徴が消えてしまっている感じでした。エゾシカ肉の挽き肉がボール状にトッピングされていたのが一つの特徴ですがそのことで旨味が加わったどうかは判断しかねました。
※ 鹿肉のひき肉とニンジンのトッピングが特徴のラーメンです。
◇美唄とり焼味噌ラーメン(美唄市)
味噌ラーメンに焼き鳥串がトッピングされているのにはビックリ!しかし、その焼き鳥がいただけない。塩辛くて食べられたものではなかったです。ほとんど残してしまいました。味噌ラーメンの方もスープが異常に濃くて美味しさを感ずることはできませんでした。
※ ご覧のように鶏串が載ったラーメンですが、ミスマッチ?
といずれも辛口の評価をしてしまいましたが、その一つの要素は出張出店ということで限られたスペースの厨房で調理しなければならなかったことが影響しているようです。そして発泡スチロール製品の器で出されるというチープ感が私には売れ入れ難かったことがあります。それでいて価格は一律700円という点に首を傾げざるを得ませんでした。
量的にも少な目の感じがしたのですが、私の先入観のせいかもしれません。
道産小麦100%という麺は、通常の麺に比べややもちもち感があり、私には好みの麺のひとつになりそうです。
※ それぞれのブースの前にはラーメンの具財などについて
の説明板がありました。
きっとそれぞれの自店では良い雰囲気で、良い味を出しているのかもしれません。どうしてもあのような臨時会場ではたくさんのハンディを背負っているということなのでしょう・・・。
サッポロオータムフェスタ2009の会場で三つ街のラーメンを食べ比べてみました。
久しぶりの麺に関するレポートです。
大通公園では9月18日から10月3日までの17日間、北海道内の旬の食材やご当地グルメなどを一堂に集めた「サッポロオータムフェスタ2009」が開催されています。
北海道内の素晴らしい食材が手に入り、珍しいご当地グルメを食することができるのは札幌に住んでいることの利点の一つです。
私自身は我が家の料理に満足しているところがあってそれほど関心があるわけではないのですが、ただ一つ道産小麦を100%使用した「ご当地ラーメン祭」という催しに食指が動きました。
17日間に入替などを含めて合計13店のご当地ラーメンが出店するとのことでした。
※ 各店はこの小さなブースの中での調理を強いられます。
普段とは違う厨房での調理はかなりのハンディでしょう。
私は9月20日、26日、29日に大通公園5丁目に足を運び、三つのご当地ラーメンを食してみました。その三つのラーメンをそれぞれ食した感想は・・・、
◇オホーツク干貝柱塩ラーメン(オホーツク地方の市町村)
あっさりした塩ラーメンのスープにホタテのエキスが加わり、ややコクのあるスープに仕上がっています。トッピングされた干貝柱は柔らかく戻されていますが、見た目の豪華さはあるものの出がらしの煮干しのようで味は感じることができませんでした。オホーツク醤(じゃん)がピリッと効いていたのが印象的でした。
※ 干貝柱が二個トッピングされているのが大きな特徴でし
ょう。真ん中に見える赤いのがオホーツク醤です。
◇なんぷエゾシカラーメン(南富良野町)
エゾシカ肉をスープに溶かし込んでいるとのことでしたが、かえって塩ラーメンの特徴が消えてしまっている感じでした。エゾシカ肉の挽き肉がボール状にトッピングされていたのが一つの特徴ですがそのことで旨味が加わったどうかは判断しかねました。
※ 鹿肉のひき肉とニンジンのトッピングが特徴のラーメンです。
◇美唄とり焼味噌ラーメン(美唄市)
味噌ラーメンに焼き鳥串がトッピングされているのにはビックリ!しかし、その焼き鳥がいただけない。塩辛くて食べられたものではなかったです。ほとんど残してしまいました。味噌ラーメンの方もスープが異常に濃くて美味しさを感ずることはできませんでした。
※ ご覧のように鶏串が載ったラーメンですが、ミスマッチ?
といずれも辛口の評価をしてしまいましたが、その一つの要素は出張出店ということで限られたスペースの厨房で調理しなければならなかったことが影響しているようです。そして発泡スチロール製品の器で出されるというチープ感が私には売れ入れ難かったことがあります。それでいて価格は一律700円という点に首を傾げざるを得ませんでした。
量的にも少な目の感じがしたのですが、私の先入観のせいかもしれません。
道産小麦100%という麺は、通常の麺に比べややもちもち感があり、私には好みの麺のひとつになりそうです。
※ それぞれのブースの前にはラーメンの具財などについて
の説明板がありました。
きっとそれぞれの自店では良い雰囲気で、良い味を出しているのかもしれません。どうしてもあのような臨時会場ではたくさんのハンディを背負っているということなのでしょう・・・。