田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌ウォーク 104 中央区・都会の花コース 後編

2009-09-29 20:30:40 | 札幌ウォーク & Other Walk
  小春日和の初秋の大通公園は、フェスタを楽しむ人、親子連れで戯れる人、カップルでそぞろ歩きする人、ベンチに佇んでいる人、などなどたくさんの人たちが行き交う都会のオアシスでした。 

 中央区・都会の花コース(マップはこちら 約3Km)は大通公園からゴールの近代美術館に向かって後半に入ります。

 「オータムフェスタ2009」は私が訪れた西8丁目から西4丁目に広がっていたのですが、私はフェスタに背を向け西に向かいました。
 西9丁目には札幌に縁の深い世界的な彫刻家イサム・ノグチがデザインした「ブラック・スライド・マントラ」が鎮座しています。滑り台としても知られていますが、フェスタから流れてきた子たちで滑り台は大盛況でした。
        
    ※ いつもよりたくさんの子どもが群がっていたブラック・スライド・マントラです。        

 大通公園にはさまざまな人たちが行き交います。
 公園自体を楽しむ人、公園を通路として利用する人・・・、おそらく札幌で最も利用されている公園だと思われます。ということは、そこに植わっている木々は最も札幌市民の顔ぶれを知っている木々かもしれません。
        
        ※ 何を語るか、大通公園のベンチに佇む老夫婦です。

 コースは西12丁目に至ります。この広場の「サンクガーデン」(沈床式花壇)にはこの時期になってもまだ鮮やかな色を付けているバラの花に目が奪われます。ようやくこのコースの名称「都会の花」コース的な光景になりましたが、結局花を見ることができたのはここだけでした。
        
      ※ この西13丁目はまだ色とりどりのバラの花に彩られていました。

 大通公園の西端13丁目には旧札幌控訴院の「札幌市資料館」が古き時代の雰囲気を漂わせながら大通公園を見守るようにして建っています。
        
      ※ 雰囲気のある札幌市資料館が大通公園の西端に建っています。

 コースは札幌市教育文化会館を横に見ながら北1条通りに移ります。
 北1条通りに入ると高いアンテナを塔屋に置いた「北海道文化放送」(UHB)の建物が目に入ってきます。
        
        ※ UHBの社屋に右側に北一条教会の三角屋根が見えています。
        
 続いて、鬱蒼と木々が繁る知事公館の庭があり、その中に歴史を感じながらも瀟洒な佇まいを見せる「知事公館」の建物が木々の間から目に入ります。
        
        ※ 木立の中から知事公館の正面玄関が見えています。

        
        ※ 知事公館の裏側に回ると鮮やかな芝生に建物が映えています。

 そして知事公館の庭の横がゴールの北海道立近代美術館でした。
        
        ※ 木立の中から近代美術館の前面を撮ってみました。

 札幌の都心を巡るこの「都会の花」コースは、全体的に落ち着いた感じで札幌の一つの良さを知ることができる素晴らしいウォーキングコースのように感じました。
《ウォーク実施日 ‘09/09/23》