ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

埼玉県所沢市中富にある多聞院では、多数のクマガイソウが花を咲かせています

2017年04月22日 | 季節の移ろい
 埼玉県所沢市中富にある多聞院は、5月上旬には境内で大輪のボタンが見事に咲き誇る“花のお寺”として知られています。

 4月下旬の今の時期には、多聞院(たもんいん)の境内では、多数のクマガソウが花を咲かせました。



 ラン科のクマガソウ(熊谷草)は、花が縦方向に8センチメートルほど、横方向に3、4センチメートルある袋状の目立つ花です。





 自然の山麓などの自然環境で咲くクマガイソウには、最近はなかなかお目にかかることがなくなり、絶滅危惧類に指定されているそうです。

 多聞院境内では、モミジなどの落葉樹の新緑の葉が茂る日陰部分で、クマガイソウは大切に保護され、40数株ぐらいが群生し、それぞれが花を咲かせています。



 日本各地の大切に保護されたところでも、クマガイソウは群生を保っているそうです。

 シロバナエンレイソウも、清楚な白い花を咲かせ始めています。



 境内にたくさん生えているカエデ(通称は、モミジ)の木は、新緑の葉を茂らせ、濃い赤黒い花をたくさん咲かせています。





 多聞院の名物になっているボタン(牡丹)もいくつか花を咲かせています。





 多聞院では、かなり丹精込めて、ボタンを育てている様子です。

(追記)当該ブログを掲載した当初は、この山野草を「アツモリソウ」と表記していましたが、実際には「クマガイソウ」の間違いでした。訂正します。

東京都千代田区の皇居東御苑では、いろいろなヤエザクラの木が花を咲かせています

2017年04月21日 | 季節の移ろい
 東京都千代田区の皇居の東側に位置する皇居東御苑では、ヤエザクラ系の木などが花をよく咲かせています。

 皇居東御苑の高台にある本丸跡・大奥跡では、ソメイヨシノ(染井吉野)の木は満開を過ぎて桜吹雪になっています。



 本丸跡・大奥跡で育つサクラの木の開花は、ヤエザクラ(八重桜)の木になっています。遅咲きのサクラの花たちです。

 花びらが緑がかった淡黄色のウコン(鬱金)の木は花がほぼ満開です。





 ウコンの花は咲き始めは、花びらの中心部分は濃い赤みになっています。





 ヤエザクラの代表的な品種のカンザン(関山)が濃い桃色の八重の花を咲かせています。







 気品があることから人気が高いフゲンゾウ(普賢象)の木が八重の花を咲かせています。





 皇居東御苑で育っているサクラの木の開花も、かなり終盤を迎えてにいます。

 皇居東御苑では、園芸種のシャクナゲが美しい花を咲かせ、森陰ではシャガが花をたくさん咲かせています。春の進み方を実感します。

 約2週間前の2017年4月6日には、ソメイヨシノの木々は満開で、多くの花見客が花見に来ていました。

 その様子は、弊ブログの2017年4月6日編をご参照ください。

埼玉県久喜市桜田にある沼井公園の池には、ゴイサギがたくさんいました

2017年04月20日 | 旅行
 埼玉県久喜市桜田にある沼井公園の中にある池には、ゴイサギがたくさん留まっていました。

 東北本線のJR東鷲宮駅(ひがしわしのみやえき)に立ち寄った際に、その近くにある沼井公園に偶然、立ち寄りました。

 沼井公園の中心部にある約100メートルほどの幅の池の中には、カワウがたくさんいました。

 さらに、池の奥にある立ち木には、まるで“実”がなっているように、ゴイサギが20数羽ほど、留まっていました。





 ペリカン目サギ科のゴイサギが20数羽ほど、木の枝に留まっていて、驚きました。黒がかった青緑色の背中が特徴です。





 ゴイサギの半数以上は、寝ているような感じに見えました。時々、この中の1羽が少し飛び上がって、別の枝に留まります。

 この木は今後、ゴイサギの群れが枝の中に巣をつくるのかどうかが気になります。

 比較的、大きな池の中には、ハシビロガモが数羽、水面を進んでいます。



 コガモ(メス)も数羽います。



 カイツブリも数羽い、泳いでいます。

 沼井公園の中には、ヤエザクラ(八重桜)の木などがあり、花を咲かせています。





 ヤマブキも黄色い花をよく咲かせています。



 沼井公園は、久喜市桜田の閑静な住宅街の中にある公園です。これほどの市街地に、ゴイサギがたくさん留まっていることにとても驚きました。

栃木県那須郡那珂川町のイワウチワ群生地では、ショウジョウバカマも咲いています

2017年04月19日 | 旅行
 栃木県那須郡那珂川町富山にあるイワウチワ群生地に行って来た話の続きです。イワウチワ群生地の入り口の平らな場所には、ショウジョウバカマもたくさん群生していました。

 那珂川町(なかがわまち)富山の低山山麓にあるスギ林の奧の急斜面一面に、イワウチワ(岩団扇)という山野草が可憐な花をたくさん咲かせています。



 イワウメ科イワウチワ属の多年草であるイワウチワの群生地の入り口付近では、ショウジョウバカマが群生し、濃い桃色の花を咲かせています。





 たぶん、このショウジョウバカマの群生地も手厚く保護されているようでした。



 スギ林の奧の急斜面一面のあるイワウチワの群生地までは、スギ林の山道をてくてくと進みました。

 山道沿いに小川が流れているので、野鳥でも出てこないかと期待して、約1キロメートルを歩きました。

 途中では、カケスがスギ林の上側を何回も飛び移りましたが、すぐに枝陰に入るために撮影はできませんでした。ウグイスの鳴き声も聞こえましたが、ヤブの中にいて姿を見せませんでした。

 山道沿いでは、ニリンソウの群落が花を咲かせ始めています。





 スミレ(品種は不明)も咲き始めています。

 

 スギ林の中を進む山道の入り口付近では、アブラナ科の“ナノハナ”が咲き、タテハチョウと推定されるチョウが蜜を吸いに来ていました。



 那須郡那珂川町富山のスギ林では、ネコノメソウやマムシグサなども花を咲かせ始めています。山里の春景色でした。

栃木県那須郡那珂川町の急斜面にあるイワウチワ群生地に行ってきました

2017年04月18日 | 旅行
 栃木県那須郡那珂川町富山にあるイワウチワ群生地に行ってきました。富山地区は山間地でした。

 那珂川町(なかがわまち)富山の低山山麓にあるスギ林の奧の急斜面一面に、イワウチワ(岩団扇)という山野草が群生して、花を咲かせています。



 イワウメ科イワウチワ属の多年草であるイワウチワは、一つの株当たりに7輪から10輪ほどずつ、花を咲かせています。

 咲き始めの花びらは薄い桃色のようです。







 いくらか花期が過ぎると、花びらは白色になっていくようです。太陽光が花の背後からよく当たっています。





 このスギ林の急斜面に一面に、イワウチワが群生していますが、下草刈りなどの手入れ以外に何を施すと、イワウチワがこれだけ勢力を保つのか分かりません。

 スギ林の急斜面にある谷あいを見下ろす展望台からは、向かい側の山麓斜面の中で、ヤマザクラ(たぶん)の木が花を咲かせています。



 イワウチワの群生地側の中でも、ヤマザクラ(たぶん)の木が花を咲かせていました。



 スギ林の急斜面にあるイワウチワの群生地の入り口付近には、ユキワリソウ(ミスミソウ)が咲いています。



 このユキワリソウは、地元の方が植えたものだと推定しています。

 今年は関東地方では3月下旬は寒い日が続き、ソメイヨシノ(染井吉野)の満開になる時期が遅れました。その寒さによって、このイワウチワの群生地側でも、開花が1週間から10日ほど遅れたそうです。

 例年であれば、今ごろはイワウチワは花が終わっている時期なのだそうです。

 現在は、スギ林の急斜面にあるイワウチワの群生地の上側は花期が終わっています。下側は花をまだよく咲かせています。