ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

埼玉県所沢市中富にある多聞院では、サクラの木々が花をよく咲かせています。

2017年04月10日 | 季節の移ろい
 埼玉県所沢市中富にある多聞院の境内では、5月上旬にはボタンが見事に咲き誇る“花のお寺”として知られています。

 4月初旬から中旬に入る今の時期には、多聞院(たもんいん)の境内ではソメイヨシノ(染井吉野)などのサクラの木々が花をよく咲かせています。

 ソメイヨシノの木だと思われる比較的大きな木が花をよく咲かせています。





 花の色が白い品種のサクラの大きな木も花をよく咲かせています。



 シダレザクラの木々も気品のある花を咲かせています。





 真言宗豊山派の寺院である多聞院は、所沢市観光協会の“花の名所”づくりの一環として、ボタンの苗を300本ほど、育ているそうです。このため、“ボタンの寺”としてよく知られています。

 ボタンの開花の前には、珍しいクマガイソウも咲くそうです。

 今回、境内には、園芸種のシラネアオイではないかと推定した花がいくつか、咲いています。



 標高の高いところで咲くシラネアオイは、5月ぐらいに開花しますが、所沢市は暖かいので、咲き始めています。

 同じように山野草のヒトリシズカも咲いています。





 山麓で咲く山野草のヒトリシズカを移植して育てているようでした。

 可能であれば、クマガイソウが咲くころに、多聞院を再び訪れてみたいと考えています(混雑するのかもしれませんが・・)

 この多聞院の境内がある所沢市中富の「中富」は、その名が示すように、「三富新田」として開拓された上富(かみとめ)、中富(なかとめ)、下富(しもとめ)の三富新田の一つです。
 
 実は、多聞院と入間郡三芳町の多福寺は、徒歩で10分もかからないほどの距離です。中富は所沢市に編入されたようです。三芳町と所沢市の境がどこかは分かりませんでした。

 なお、入間郡三芳町の多福寺を訪れた話は、弊ブログの2017年4月9日編をご参照ください。