ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

さいたま市桜区の南端にある桜草公園の奥では、ソメイヨシノの開花が進んでいます

2017年04月08日 | 季節の移ろい
 さいたま市桜区の南端にある桜草公園に、ある程度、群生して咲き始めたニホンサクラソウの花を観察しに行った話の続きです。

 この桜草公園は、さいたま市を北西から南東に向かって斜めに流れる荒川沿いにある秋ケ瀬公園の一番、下流側に隣接しています。

 桜草公園の「田島ヶ原サクラソウの自生地」(特別天然記念物に指定)の背後には、さくらそう水門がそびえています。

 「田島ヶ原サクラソウの自生地」とさくらそう水門の間には、ソメイヨシノの桜並木があり、花見に適したところです。



 このため、このソメイヨシノの桜並木を花見する方もいくらかいます。





 ソメイヨシノのの桜並木の木は、木によって違いますが、平均すると五分咲きぐらいです。





 ここも、ある種の“花見の穴場”ですが、土曜日と日曜日はなんと家族連れの花見客で埋ります。意外と人気のある桜並木です。

 桜草公園の「田島ヶ原サクラソウの自生地」は、ノウルシとニホンサクラソウ、アマナ以外の山野草も、いろいろと育っています。

 一番目につくのは、カントウタンポポです。



 シロバナタンポポも一部でいくつか咲いています。





 両者ともに、埼玉県内では今となっては貴重な存在です。

 いくらか珍しいキンポウゲ科のヒキノカサの花です。小さな黄色い花です。



 このヒキノカサも準絶滅危惧種です。ここではポツポツと咲いています。

 「田島ヶ原サクラソウの自生地」の中を、モンシロチョウやキチョウ、ベニシジミなどが弱々しく飛んでいます。

 ひらひらと移動し続けるので、何とか撮影できたベニシジミです。



 桜草公園では、野鳥のツグミをほとんど見かけなくなりました。北などに向かって移動し始めているようです。

さいたま市桜区の桜草公園では、ニホンサクラソウの花がいくらか群生して咲き始めました

2017年04月08日 | 季節の移ろい
 さいたま市桜区の南端にある桜草公園では、ニホンサクラソウの濃い桃色の花が、ある程度、群生して咲き始めました。

 桜草公園の草原の中で、ニホンサクラソウ(日本桜草)が群生しているところでは、数10株が花を咲かせています。緑色の草原の中で、濃い桃色の花は目立ちます。

 





 この桜草公園は、さいたま市を北西から南東に向かって斜めに流れる荒川沿いにある秋ケ瀬公園の一番下流側に隣接しています。

 桜草公園の「田島ヶ原サクラソウの自生地」(特別天然記念物に指定)の背後には、さくらそう水門がそびえています。



 「田島ヶ原サクラソウの自生地」は一見すると、花が黄色いノウルシが一面を覆っています。



 このノウルシも準絶滅危惧種の貴重な山野草です。ここでは一面で育っています。



 桜草公園に咲き始めたニホンサクラソウの花を観察に来た方の中には「ニホンサクラソウの生育を制限しているノウルシを除去すればいいのに」と言い放つ方が絶えません。

 ある初老の男性は「この花が黄色い草は、帰化植物なので取り除くことが必要」と、“知ったかぶり”の解説を近くにいる方に伝えています。

 群生するノウルシの中で咲くアマナの花は花期の終わりを迎えています。



 「田島ヶ原サクラソウの自生地」の中では、ツクシも生えてきました。



 弊ブログでは、桜草公園で進む春の山野草の芽生えや開花などをお伝えしてきました。4月上旬から中旬に向かい、ニホンサクラソウの開花が一気に進みます。このため、ニホンサクラソウの花を観察する方が飛躍的に増えます。

 桜草公園の駐車場は規模が数10台です。「田島ヶ原サクラソウの自生地」越しに見える駐車場です。ほぼ満杯です。



 この駐車場に向かう連絡道路はあまり路幅が広くありません。また、駐車場内は一方通行なのですが、今回も一方通行を守らない車が出ました。運転していた方は、一見、人の良さそうなご婦人です。

 ニホンサクラソウの花の最盛期は、部分的な交通渋滞が発生します。このため、ニホンサクラソウの花の最盛期には、桜草公園には近づかないつもりです。

 次のニホンサクラソウの花の最盛期は、4月末から5月初めに佐久荒船高原で咲くニホンサクラソウの花のご紹介になります。

 なお、2017年2月初めに、1月中旬に野焼きをしたヨシ原の焼け野原だった「田島ヶ原サクラソウの自生地」に、タゲリが群れで飛来した話を掲載したのが、今年の桜草公園編の始まりです。そのタゲリ飛来編は、弊ブログの2017年2月3日編をご参照ください。