ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

日経新聞紙に掲載された岡林信康さんのインタビュー記事を読んで考えました

2012年05月31日 | 日記
 2012年5月30日に発行された日本経済新聞紙の夕刊の裏面(16面)に、フォークミュージッシャンの岡林信康(のぶやす)さんのインタビュー記事が載っていました。

 同じ16面の下側に「ポピュラー」というコラムがあり、5月17日に東京都千代田区の東京国際フォーラムで開催されたアース・ウインド&ファイアー(Earth, Wind & Fire=AW&F)の“デビュー40周年”と銘打ったコンサートの評価が載っていました。

 アース・ウインド&ファイアーは1970年代後半に、ホーンセクションをバックにしたファンクミュージック・バンドとして数々のヒット曲を世に送り出したグループです。



 そのアース・ウインド&ファイアーは、リーダーのモーリス・ホワイトは闘病中であり、リズムギター担当のアル・マッケイは退団するなどの変化の下に、往年のメンバー3人を中心に今回の来日演奏をしたと伝えています。約40年前と同じメンバーではなかったが、往年の演奏を再現し、盛り上がったと伝えています。

 昔購入したLPレコードのジャケットの絵(イラスト)を思い出しました。現在の若者に、「LPレコード」といってもどんなメディアか伝わらないことが増えています。時間の流れを感じます。

 さて、岡林信康さんのインタビュー記事のことですが、1946年生まれの岡林さんは「死を意識しながら前向きに生きている」と語り、孫のいとおしさを歌った新曲を出した背景を語っています。1960年代の「フォークの神様」が今、何を考えているのか、興味深く読みました。

 この夕刊の中面の「広告特集 Rock・Times」の広告にポールマッカートニーさんが1971年に制作したLPレコード「RAM」の“復刻版”のCD(日本版はSHM-CD仕様)が発売されるという広告が載っています。



 これも約40年間の時代の流れを感じさせるものです。

 1970年~80年代に発売されたLPレコードを基にした再販CDをいくつも買わされています。

 夕刊を読んで、「死を意識しながら前向きに生きている」ことと同時に、ここ40年間の技術と社会システムの進化をいろいろ考えました。