ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県佐久市の佐久荒船高原の山奥では、ニホンサクラソウの花が満開です

2012年05月27日 | 佐久荒船高原便り
 長野県佐久市の東側に位置する佐久荒船高原は春真っ最中です。毎年、5月の連休が過ぎると、ニリンソウ(二輪草)やいろいろなスミレなどがいっせいに開花し、夏になると森陰になる地面を彩っています。

 森の奥で、ニホンサクラソウも多数の花を咲かせています。森の木々が新緑の葉を茂られる前に、ニホンサクラソウは花を咲かせています。





 残念ながら、森奥のかなり人目に付かない場所でも、ニホンサクラソウを盗掘した後がいくつかありました。同様に、スミレも盗掘されていました。山菜採りで入った方の仕業ではないかと推定しています。

 毎年今ごろ見かける可憐な野草の花も咲いています。森陰で密やかに咲いているのはシロバナエンレイソウです。



 清楚な雰囲気の花です。

 小川沿いなどで日当たりがいい所で咲いている紫色の花はラショウモンカズラです。



 ラショウモンカズラは、小川沿いなどでよく見かけます。近くにニリンソウの群落がよくあります。

 こうした春の野草が花を咲かせている中で、木々は葉を伸ばしています。成長が速いミズキが若葉を伸ばしています。



 ミズキはもうすぐ地味な白い花を咲かせます。佐久荒船高原の森をミズキの木の花が飾ります。ミズキは成長が速いので、東北地方では昔からこけしの原材料にしています。