まりっぺのお気楽読書

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プロイセン王フリードリヒ・ヴィルヘルム2世妃 フリーデリケ

2009-11-08 11:48:41 | ドイツ系王妃
風変わりな王妃
フリードリヒ・ヴィルヘルム2世妃 フリーデリケ・ルイーゼ・フォン
                    ヘッセン=ダルムシュタット


1751~1805/在位 1786~1797

フリーデリケは、またまたフリードリヒ大王が
エリーザベトと離婚したフリードリヒ・ヴィルヘルムの妃にと選んだ女性です。
ヘッセン=ダルムシュタット家… こちらも名家ですね。

      

再婚は離婚から数ヶ月に無理矢理行われたもので、またもや不幸なものでした。
フリードリヒ・ヴィルヘルムにはすでに多数の愛人がいて
とりわけヴィルヘルミーネ・エンケという強力な愛妾にのめりこんでいました。

フリーデリケは8人の子供と、前妃エリーザベトの娘の教育などに
力をそそいで過ごしたようです。

フリーデリケは一風変わった女性でした。
たとえば、幽霊や幻が見えると言って、昼間寝て夜は起きているという
昼夜逆転の生活を送ってたらしいですよ

それからまったく愛嬌が無かったとも言われています。
でもものすごく気前は良かったらしいのよね。
無愛想で気前が良い… 実はいい人っていうパターンかしら?

フリードリヒ・ヴィルヘルム2世の死から8年後にベルリンで亡くなりました。

(参考文献 Wikipedia英語版)

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2 コメント

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意外な人と姉妹 (ケイコ・オカモト)
2010-11-26 16:35:51
まりっぺ様、こんにちは。

久しぶりに読んでみたら、たくさん書いてあってびっくりしました。
全然知らない人ばかりなので、まりっぺさんは
どんな本で勉強しているのかな、と思います。
(自分はここで知って、それから調べるパターンが多いので)

フリーデリケに関しては、それほど興味がなかったのですが、調べたらロシアのパーヴェル1世の最初の妃であるナタリヤと姉妹だということがわかり、驚きました。
どうやらロシアはドイツ方面から妃を迎えるのが多かったようですが、家系を辿るとフリーデリケの姪はアレクサンドル1世妃であり、孫娘はニコライ1世妃になっていて、またしても意外な発見で、ついたくさん書いてしまいました。
何故、こんなにドイツの姫君がロシアに縁づくことになったのか、とても不思議に感じます。
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こんにちわ (まりっぺ)
2010-11-28 16:30:45
ケイコ・オカモトさま
こんにちわ

本当に家系を紐解いていくと興味深いことが多いし、中世の縁談のグローバルさには驚きますよね。
意外な人同士のつながりを見つけると「してやったり!」って感じです
本を読んでいたりすると、さら~と書かれてて見落としがちなこともあるのですが、今はネットもWikipediaもあるから確認が取りやすくて助かります。

ロシアは北欧に領土を拡大したかったので、隣接するドイツ(中世初期には北欧を支配下に置いていました)と縁続きになりたかったんじゃないかなぁ…と考えられますが、今思いついたことなので確認してみます。
一組まとまると、あとはご紹介などで縁が広がっていったんでしょうね。
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