
ANNE OF GREEN GABLES 




1904年 ルーシィ・モゥド・モンゴメリ
爆笑問題の太田さんもベスト3にあげているし、茂木先生もおすすめの1冊ですけど
私が今さら『赤毛のアン』を読んでみようと思ったのはちがう動機で…
かなり前になりますが、NHKでやっていた『アヴォンリーへの道』っていう
ドラマにはまったことがありまして、それと登場人物の名前がだぶってるんですよ。
マリラ・クスバートとかレイチェル・リンドとかね。
さわりを立ち読みしてたらもしかして他にも出てくるのかしら? なんて思って
買ってしまった…そしたらすでに1冊あったっていうじゃないの
あらすじはご紹介するまでもないと思うんですが、実は私はかなり誤解してました。
ご存知の通り、マシューとマリラのクスバート兄妹が、手違いで孤児院から
引きとることになったアン・シャーリーの11歳から16歳ぐらいまでを描いた物語です。
赤い髪でそばかすがあって空想好きな女の子というのはご存知のとおりですが
とにかくよくしゃべる! 何はさておきしゃべる!
マリラに叱られてばかりの可哀想な女の子っていうイメージを持っていたんだけど
まったくもって違いました。(マリラもすごく愛情深い人だったし)
アンの屈託のない一風変わったおしゃべりはたいがいの人たちの心を掴んでしまうし
数々の失敗も笑いの種になるものばかりで、読んでいて本当に楽しかったですよ。
アンの半分でも空想力と想像力とポジティブ思考があったら人生楽しいだろうなぁ。
ただ14歳くらいからはかなり駆け足になってしまいます。
アンもだんだん大人になって思慮深くなり、空想したことをホイホイ口にだすのは
やめようと決心してしまうので、前半の元気一杯でキラキラした印象は薄れます。
やはり無邪気さは子供のものなのかしら?
それにこんなに悲しい結末が待っていたなんて…
一度読んだからって内容を知ってる気になってちゃダメですね。
モンゴメリィはとにかくアヴォンリーを舞台にした小説を書きまくってますが
こんなに愛することができる土地がこの世に存在する人って幸せね。
人物も何人かだぶっているところをみると、実在するご近所の人たちが
もれなくモデルになっていたと思われます。
意地悪役の人からは文句がきちゃうかもしれないけど…
後半には『アヴォンリーへの道』でも登場したステイシー先生もでてきたし
ホワイトサンドホテルやローソン雑貨店もあったし、もしかしてシリーズで読んだら
キングさんとかポッツ夫妻なんかもでてきちゃうんでしょうか?
と考えるといてもたってもいられない!
脳にいいかどうかは別にして、今私はアンシリーズの他の物語を読む気満々です
あぁ、他にも読んでいない本がたくさんあるのに…でもきっと買うに違いない。





1904年 ルーシィ・モゥド・モンゴメリ
爆笑問題の太田さんもベスト3にあげているし、茂木先生もおすすめの1冊ですけど
私が今さら『赤毛のアン』を読んでみようと思ったのはちがう動機で…
かなり前になりますが、NHKでやっていた『アヴォンリーへの道』っていう
ドラマにはまったことがありまして、それと登場人物の名前がだぶってるんですよ。
マリラ・クスバートとかレイチェル・リンドとかね。
さわりを立ち読みしてたらもしかして他にも出てくるのかしら? なんて思って
買ってしまった…そしたらすでに1冊あったっていうじゃないの

あらすじはご紹介するまでもないと思うんですが、実は私はかなり誤解してました。
ご存知の通り、マシューとマリラのクスバート兄妹が、手違いで孤児院から
引きとることになったアン・シャーリーの11歳から16歳ぐらいまでを描いた物語です。
赤い髪でそばかすがあって空想好きな女の子というのはご存知のとおりですが
とにかくよくしゃべる! 何はさておきしゃべる!
マリラに叱られてばかりの可哀想な女の子っていうイメージを持っていたんだけど
まったくもって違いました。(マリラもすごく愛情深い人だったし)
アンの屈託のない一風変わったおしゃべりはたいがいの人たちの心を掴んでしまうし
数々の失敗も笑いの種になるものばかりで、読んでいて本当に楽しかったですよ。
アンの半分でも空想力と想像力とポジティブ思考があったら人生楽しいだろうなぁ。
ただ14歳くらいからはかなり駆け足になってしまいます。
アンもだんだん大人になって思慮深くなり、空想したことをホイホイ口にだすのは
やめようと決心してしまうので、前半の元気一杯でキラキラした印象は薄れます。
やはり無邪気さは子供のものなのかしら?
それにこんなに悲しい結末が待っていたなんて…

一度読んだからって内容を知ってる気になってちゃダメですね。
モンゴメリィはとにかくアヴォンリーを舞台にした小説を書きまくってますが
こんなに愛することができる土地がこの世に存在する人って幸せね。
人物も何人かだぶっているところをみると、実在するご近所の人たちが
もれなくモデルになっていたと思われます。
意地悪役の人からは文句がきちゃうかもしれないけど…

後半には『アヴォンリーへの道』でも登場したステイシー先生もでてきたし
ホワイトサンドホテルやローソン雑貨店もあったし、もしかしてシリーズで読んだら
キングさんとかポッツ夫妻なんかもでてきちゃうんでしょうか?
と考えるといてもたってもいられない!
脳にいいかどうかは別にして、今私はアンシリーズの他の物語を読む気満々です

あぁ、他にも読んでいない本がたくさんあるのに…でもきっと買うに違いない。
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