まりっぺのお気楽読書

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フランス王アンリ4世愛妾 カトリーヌ

2017-05-23 23:47:18 | 王の寵姫・愛妾
母親と正反対… 宮廷を追われた愛妾
ヴェルヌイユ侯爵 
カトリーヌ・アンリエット・ド・バルザック・ダントレグ


1579〜1633/愛妾 1595〜1610

カトリーヌは、シャルル9世の唯一の愛妾マリー・トゥーシェ
アントレグ候シャルル・ド・バルザックの娘さんです。

侯爵の娘だから宮廷に出入りできただろうし、とても美しかったそうなのですが
さらに、なんとかアンリ4世の愛妾になろうというガッツも人一倍あったらしく
晴れてその座につくことができました。

なお、愛妾になるに際して、カトリーヌはアンリ4世に10万フランを払わせた上
結婚の誓約書まで書かせています。
アンリ4世は、カトリーヌを “ 性悪女 ” と呼んでいましたが、でも、愛妾にはするんだ?
        
結婚直前だったガブリエル・デストレが急死した時、アンリ4世はカトリーヌに
結婚すると約束したのですが、マリー・ド・メディシスと結婚してしまい
カトリーヌを激怒させました。
アンリ4世は彼女の怒りを鎮めるため、侯爵に叙位し城まで与えています。

でもカトリーヌはいつまでも根に持って、なんとかアンリ4世に腹いせをしようと
結婚誓約書を公表する!と脅しましたが、アンリ4世はまったく相手にしませんでした。
愛妾みんなに書いてたんじゃないかしらね?

それでも愛妾として宮廷にはいたんですね?
愛妾が宮廷内にいるだけでもムカつくのに、カトリーヌときたら
王妃マリーの歩き方とか訛りを真似してまわりを爆笑させていました。

マリーは、カトリーヌがアンリ4世をバカにしている手紙を手に入れ反撃に出ますが
アンリ4世から「ニセモノ見せやがって!」と叱られ、夫婦仲は最悪に…

1610年にアンリ4世が暗殺されて王妃マリーがルイ13世の摂政になると
他の愛妾共々宮廷から追い出されてしまいました。
そりゃそうでしょうよ!

その後はどうしていたのかしら?
1633年に亡くなりましたが、誰も喪に服さなかったようです。
アンリ4世との間に息子もいたんだけど、会っていなかったのかしら?

お相手の王様が亡くなってからも、華やかな宮廷ライフを送れる寵姫も
けっこういるんですけどね…
まわりに嫌われないようにするか、強力なバックを見つけておかなければね!!
何事にも戦略って大事ですね。

(参考文献 Wikipedia英語版)

ひとことマツココーナー
さっき『マツコの知らない世界』見てたら駅メロが面白くなっちゃって、東横線の駅メロをYouTube で探したんだけど
渋谷・自由が丘・新丸子・武蔵小杉しか無いんだよぉ! なんだか寂しい…


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4 コメント

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関内の駅メロ (yokohamasan)
2017-06-06 10:46:37
関内の駅メロが・・・横浜ベイの・・テーマ曲なんですが・・去年までフルメロで・・今年から端折って流れ・・最後まで聞けないのが消化不良です!
返信する
こんばんわ (まりっぺ)
2017-06-06 21:40:11
yokohamasan こんばんわ
はじめまして
コメントありがとうございます

関内はそうでしたか?
関内に萬里っていう中華料理屋さんがありますよね?
あそこが大好きでたまに行くのですが、気がつきませんでした。
けっこう聞き流しているものなんですね。

そういえば、東横線って横浜は「赤い靴」、みなとみらいはカモメの鳴き声でしたっけ?

わたしは元住吉・日吉・綱島・大倉山をよく利用するのですが、ぜんぶふうーのベルだと思います。
味気ないです。
返信する
すみません (まりっぺ)
2017-06-06 21:56:12
yokohamasanさま

呼び捨てにしてしまいました
大変失礼致しました
返信する
棘だらけの薔薇のような寵姫・カトリーヌ・アンリエット (メリエンダ)
2018-09-21 20:48:27
カトリーヌ・アンリエットは、アンリ4世の愛妾の中では、ガブリエルに次いで有名な寵姫(私の偏見かもしれないですが‥) 。ガブリエルは、アンリ4世への愛情や献身ぶり、悲劇的な最期の為か、後の世では評価が高いですが、対して、カトリーヌは、その野心満々な所や、アンリ4世の暗殺の黒幕疑惑等で、良い印象がない気がします。花に(笑)例えるなら、 ガブリエルが気高き“白百合”ならば、カトリーヌはさしずめ“棘だらけの薔薇”といった感じでしょうか?
アンリ4世は、女性の好みが幅広かったみたいで、“色とりどりの花(女)を愛でて何が悪い!”を地で行くタイプだったように思います。悪く言えば、“女は美しければ、どんな気性の女でも良い”といった感じですね‥ だから、カトリーヌのような“〇ッチ”もお気にいりだったみたいで、王妃と結婚した後も、寵愛ぶりは変わらず、図に乗ったカトリーヌは、王妃に対して、美しさも、家柄も自身のほうが相応しい、やら果てはルイ王子は、アンリ4世の息子か疑わしい、豪放磊落なアンリとは違い、弱々し過ぎる、等々ありとあらゆる手で侮辱しまくり‥まぁ、悔しかったんでしょう、“先に王子を生んだらほうが王妃”みたいな約束事をしたものの、王妃のほうが先に王子を産み、自身は遅れて男児を生んだが、後の祭り、せめて、女児だったら諦めがついたかも‥アンリは、そんなカトリーヌを愛したのは、“王妃にする”約束を果たせなかったからかも‥王妃はその後、順調に王子、王女を生んでいき、“王妃”の座を確実なものにしていき、カトリーヌは、“寵姫”止まりのまま‥
そんな理由からか?アンリ4世が暗殺された後、黒幕疑惑が浮上し、王妃やその子供達を排除して、自身の王子を王の座につかせる気だ、なんて噂されたらしいですね。まぁ、あまり根拠はありませんが、疑われる程の事や、その性格の悪さ(笑)から、そんな風に言われたのでしょうね‥
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