万福寺 大三島のつれづれ

瀬戸内・大三島 万福寺の日記です。
大三島の自然の移ろいと日々の島での生活を綴ります。

石泉叡(せきせんえい)

2008年07月12日 | Weblog
 霊山勝海和上をお迎えする講師間の床の軸を何をお掛けしようかと
いろいろ考えて、「石泉僧叡」筆のものをお掛け致しました。(画像)
 和上はひとしきり床を拝見下さり、感慨深くこのようにおっしゃい
ました。「有難く身に余るお軸をお掛け下さり、有難うございます」
と申され、法円寺(和上のご自坊)の4代前の住職は石泉和上そして
その弟子泰巖和上の教えを受けた人でした。と、申されたのです。
 軸の落款「石泉」の次の一字を何と読むのでしょうとお尋ねいたし
ますと、「あア、それは叡です。最の字に見えますが、僧叡の叡です」
とお教えくださいました。有難し、
 読みは「天門中断して楚江を分つ」李白の詩の1節です。
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1 コメント

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李白の詩 (大三島のつれづれ)
2008-07-13 09:32:43
この石泉僧叡和上揮毫の李白詩「天門中断楚江分」は最後の一字「分」は実は「開」なのである。和上が揮毫を依頼されてさっと書かれたがご記憶に錯綜があられたものであろうと思われる。

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