梅雨の雨がそぼ降る中に沙羅の花が次々と咲いては落花し始めています。雨の中に咲く花たちにはまた深い思いを起こさせるものがあります。
今日の撮影は時間が遅くなってしまい、いいものになりませんでしたが、アップしておきます。
6/19 今朝も雨、庫裏の2階から180㎜望遠で撮してみました。
沙羅樹は沙羅双樹とも呼ばれ、また鶴林樹とも呼ばれています。インドではごく普通に見られるフタバガキ科の落葉高木で真っ白い花を咲かせます。その様が白い鶴が沢山に止まっているように見えることから「鶴林」とも呼ばれているようで、日本には自生種はありません。日本の山間に自生している「ナツツバキ」がよく似ていることから「ナツツバキ」を「沙羅」と呼ぶようになったようです。