万福寺 大三島のつれづれ

瀬戸内・大三島 万福寺の日記です。
大三島の自然の移ろいと日々の島での生活を綴ります。

古道回想

2008年08月26日 | Weblog
宝厳院の五百羅漢の並ぶ門前の庭の前に「湯豆腐嵯峨野」と染め抜かれたのれんが下がったお店があります。その横の壁一面に大八車の車輪が取り付けられていて面白いものです。
 務めをはるか昔に終えたこれらの車輪を見ていると都の周辺地域からそれぞれの街道を引かれて都への口を通って都に入る物流の状況がフーッと想い起こされました。丹波口、周山街道(長坂口)、鞍馬口、大原口、粟田口、伏見口、鳥羽口などなど、その口はそれぞれ地方へ向かう街道が続く。各地の物産が運び込まれたことでしょう。車輪がキシンでガタガタと、
 今年もいろんなことを想念する時に恵まれてよかったです。この嵐山から嵯峨野、西京地域は日本浄土教を考える上で看過できない所であることも踏まえておかなければと再確認いたしました。
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五百羅漢

2008年08月26日 | Weblog
宿舎、「らんざん」の前が「時雨殿」(百人一首博物館)その隣が天龍寺塔頭「宝厳院」、その門前に五百羅漢の石造群が置かれる前庭となっています。羅漢さんに寄り添うように木槿が咲いていました。
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荼毘所高札

2008年08月26日 | Weblog
 荼毘所の右に宮内庁の高札が立てられていて、後嵯峨、亀山、後伏見の三天皇さまがここで荼毘に付されたことが知れます。天皇様の荼毘は厚い仏教信仰が背景に考えられますが、このことについてはもう少し資料に当たらなければ何とも云えません。
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天皇荼毘所

2008年08月26日 | Weblog
亀山公園を散策していて天皇様の荼毘所跡が現れたのには驚きました。このような洛外の地で天皇様の荼毘が行われていたのです。この亀山から北へさほど遠くない所に化野がありますから、この辺り一帯が都人の葬送の地であって天皇家も例外ではなかったのでしょう。化野(あだしの)、鳥辺野(とりべの)、蓮台野(れんだいの)が平安時代からの都人の火葬、土葬、風葬の地でありました。
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小倉百人一首公園

2008年08月26日 | Weblog
亀山公園の遊歩道に沿って点々と百人一首が自然石に彫り込まれています。百基据えられているのでしょうが一部しか見てはいませんが、いずれも現代の第一級の假名字の能書家によって書かれたものでしょう素晴らしいものばかりです。この亀山公園の下に時雨殿(百人一首博物館)が建てられていますからこれらの歌碑はそれと関連しているのでしょう。博物館は残念ながら見れませんでした。
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角倉了以像

2008年08月26日 | Weblog
 嵐山の大井堰を築造したのが江戸初期に活躍した角倉了以であると知りました。
保津狭の天龍寺側の小高い丘、亀山全体が散策できる公園になっていてその中に
角倉了以の銅像が建てられています。角倉了以は江戸初期(慶長年間)に幕府が朱印した外国貿易により莫大な富を得て、その富で画期的な水利土木を行い悉く成功をおさめると云う有為な人物であったことが知られます。京都の高瀬川も彼によるものであることはよく知られています。
 川や運河の利用は大量の物資が流通して経済的効果は計り知れないものがあったに違いありません。
 そのような恩恵を感じて近世になって彼の銅像が建立されたものでしょう。
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嵐山大井堰の白鷺

2008年08月26日 | Weblog
大井堰の白鷺
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嵐山大井堰

2008年08月26日 | Weblog
嵐山渡月橋の下の大井堰。降雨量が少ないのにたゆとうに水を湛え、堰から落ちる瀑流の風景はいつもながらうっとりと見入るばかり。二羽の白鷺がそしらぬ顔で餌物を待つ姿も洗練された明媚さがあります。
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天龍寺大庫院

2008年08月26日 | Weblog
石畳を歩くと天龍寺の大庫院がそびえ立っています。天龍寺の最も隆盛時は渡月橋の向こうまで天龍寺寺域であったと云います。
 加山又蔵画伯が法堂(はっとう)の天井画(雲龍)を近年描かれたと聞きました。
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嵐山

2008年08月26日 | Weblog
8/24,25と一泊計画で大学時代のサークル同期会が今年も開催されました。
昨年は安芸の宮島でしたが今年は京都嵐山、小倉山と保津狭を真正面にしたホテルを設えてくださいました。
 翌朝、いつもによって1人早く起床してカメラを持って近辺を散策しました。
画像は天龍寺の石畳参道、5:30頃ですから静謐そのものです。
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