万福寺 大三島のつれづれ

瀬戸内・大三島 万福寺の日記です。
大三島の自然の移ろいと日々の島での生活を綴ります。

木槿Ⅱ

2008年08月11日 | Weblog
この木槿は「桃園」(ももぞの)と呼ばれている種だと思います。
 花の寿命は一日しかありませんが夏の床の花には木槿がないと困ってしまいます。有難い花です。 木槿を「朝顔」とも呼ばれて来たのだそうです。美しく咲いて儚く終わって行く、一瞬の美を私どもに見せてくれる花、沙羅も木槿も利休居士ががこよなく愛した花でした。いのちの美学と云うても可なりです。
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木槿 Ⅰ

2008年08月11日 | Weblog
 夏の猛烈な暑さにめげず次々と咲き続ける花は木槿(むくげ)でありましょう。
木槿の花の種類は非常に多くあります。原産地はインド、中国とありますから成程暑さに強い筈だと思います。日本に昔からある種類は日本の風土に順応して来たものでしょう。完全に日本の花になっています。木槿は韓国では国花になっていると聞いたことがあります。やはり仏教の伝来と同じように半島経由で日本に伝わったものなのでしょう。いわゆる三国伝来の花と云えます。
 画像の花は名前は「宗旦」(そうたん)かとも思いますが、白地にうっすらと紅が差していますので「平家山」と云う種でしょうか、
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