焼肉下手

Ｔ氏から、バイキングに誘われた。
Ｉ氏やＫ氏、Ｓ氏も一緒だ。
寿司やらスパゲティ－やらラーメンやら…
いろんな食べ物があるのだが、まずはやっぱり焼肉からだ。
みんなで取りに行って焼いていく。
が、Ｔ氏。
皿に取ってきた肉を、そのまま皿をひっくり返してドカッと網の上に
投入してんの！
つまり山盛りの肉が網の上にこんもり盛られる事になるのだ。
そしてさらにそれを次々と投入していく。
おいおい！！
気付けば網の上は肉だらけ。
肉の上に肉が乗って、その上にも肉が乗ってる。
肉ｏｎ肉ｏｎ肉だ。
「食べ放題の時はこうしたほうがいい」などと、しばらく講釈をたれ
ていたＴ氏だが、こんな焼き方でいいわけないじゃん！
なかなか焼けない上、焼けてる部分と生部分が交じってて大変だ。
こんなに焼肉を焼くのが下手な人は始めて見たわ。
そうこうしてどうにか焼肉を食べ終え、他の物も食べていく。
最後にＳ氏が「わたがし」を作りに行った。
ザラメを入れて自分で割り箸を使ってわたがしを作るのだ。
早速作るＳ氏。
割り箸を手にし、わたがし機械の中をグルグル回していく。
が、どうにも丸くならない。
形が妙にイビツだ。
しかも、すばての「わた」を巻いていってないもんだから、わたが外
にまで溢れている。
腕やら眼鏡まで、「わた」まみれ！
それからずっと「腕がベトベトする…」って言ってましたわ。
いやぁ、こんなにわたがし作るの下手な人は始めて見たね。

ひらひら～

暑い！
残暑が厳しい！！
朝から汗がダクダクだ。
所用で出てる時、ハンカチを持って出るのを忘れてた為、そばにあった
ティッシュで顔を拭く。
ついでに首回りも拭く。
でも拭いても拭いても汗が出る。
汗かきは大変なんですよ。
しばらくしてようやく汗が収まった。
そのままいろいろ外に出たままいろいろやってたのだが、さっきからど
うも首裏がかゆい。
何かついてるのか？
と思いさわってみると…
そう！ティッシュがついたまんま！！
ティッシュが１０ｃｍ四方にちぎれて、ヒラヒラ～となっていたのだ！
じゃあボクはずっとティッシュヒラヒラのままだったのか！！
恥ずかしい～～！！
こりゃ絶対に気付くもんなぁ。
そういえばさっき行ったコンビニの店員がずっとボクの顔を見てた気が
したのだが、これを見てたんだろう。
くぅ～～！！
汗かきは大変なんですよ。

安眠

ビジョビジョ！
という音で目覚めた。
何の音だ！？
オネショの音にしては豪快過ぎるし…。
起き上がってみると…
テーブルのウーロン茶が倒れて、テーブル下までこぼれ落ちてた！
やばいやばい！！
テーブル上の携帯やら書類などがちょっと濡れている。
カーペットはもうビチョビチョだ。
朝の５時過ぎだってのに、雑巾を固くしぼって、カーペットが染みにな
らないようにトントン叩いてましたわ。
居間の座椅子を倒して寝てたのが敗因だったか…。
やっぱちゃんと布団で寝なきゃダメだな。
と思いながら、またそのまま寝てしまった。
再び深い眠りについた頃…
ドスッ
と手に何か落ちて来た！！
ビックリして起きると、テーブルに置いてたノートパソコンがボク
の手に落下してきてる！
ナイスキャッチ！！
最近調子悪いから、もし下に落ちてたら完全に壊れてたかもね。
いやぁ～、寝る時も油断大敵だな。

ん

横浜に住むＩ氏が帰省中の為、Ｔ氏やＹ氏らとご飯に行った。
ちょっとここには書けないような暴露話も飛び出して、なかなか楽し
かった。
そんな中、Ｙ氏の娘Ａちゃん。
来年から幼稚園に行くＡちゃん。ずいぶん大きくなったもんだ。
次女のＷちゃんと共に、ボクに寄ってきた。
「しりとりしよう」とＡちゃん。
「“ん”がついたら負けなんで～」と教えてくれる。
「じゃあＡちゃんが先でいいよ！」とボク。
「うん、え～っとねぇ…。『キリン！』」
は！？
これはボケなのか！？
父親のＹ氏はお笑い大好き男だから、彼が教育したとも考えられる。
でもＡちゃんの真剣な様子を見る限り、ボケているとも思えない。
しかしどう続けていけばいいのか…
とりあえず『ゾウ』と言ってみる。
と、『テレビ』とＡちゃん。
そっから延々、物の名前を言い続けるゲームが繰り広げられました。
何度も何度も“ん”がついてたけど、それに構わず続いていきました
よ。
ちゃんとした「しりとり」が出来るのはもうちょい先だね。

マロンソフト

Ｓ氏の呼び掛けによりソフトクリームツアーが行なわれた。
聞くとこによると、大分はソフトクリーム王国らしい。
そこでしか味わえない御当地ソフトが多数あるらしい。
ラムネソフトやら梨ソフトなどなど…。
昼前に７人ほど集まって行ってきました。
車２台で出発。
ボクは全く場所を知らないので、Ｋ氏が運転する車についていく。
案内係のＳ氏もそちらに乗っているのだ。
車で４０分程走って、Ｋ氏の車が横にそれて停まった。
見るとソフトの看板がある。
とりあえず一件目に着いたようだ。
それにしても田舎くさくて汚い建物だなぁ。
ソフトメインというよりも、野菜メインの店だ。
しかも店の人が誰もいないぞ！？
と思っていると、奥のほうからヨボヨボの爺ちゃんがトボトボと出て
きた。
例えるなら、志村けんがマッサージ師のコントをやる時の爺ちゃんの
ようだ。
ま、ここはボクが先陣を切って注文しましょう！
マロンソフトなるものがあったので、それをヨボヨボ爺ちゃんに注文
してみた。
「はいよ」力無く頷いたヨボ爺。
と、後ろにある冷蔵庫を開く。
そこには「ストロベリー」「バニラ」などと書かれたカップが大量に
入っていた。
ヨボ爺はその中から「マロン」を取り出してくる。
ん！？
どうも既製品っぽいぞ！
どう見ても御当地ソフトっぽく無い。
案の定、後で判明したが、このマロンソフトはどこにでも売ってる普
通のソフトだったのだ。
ま、それは別にいい。
「マロン」のカップをソフト製造機にセットしてソフトを製作してい
くヨボ爺。
どうも手元が危なっかしい。
大丈夫か？？
と思う間もなく、いきなし真横に盛られていくソフト。
あのソフト独特の、上に向かって小さくなっていく渦巻き状とは出足
から明らかに違う！
おお～！
凄いぞ！！
どうみてもソフトの形状ではない。かなり歪んだキノコ状なのだ。
もしかしたらこれが最先端のソフトの形なのか？
みんながボクのソフトを見て失笑する。
悔しい。
ボクが作ったわけではないのだが、無性に悔しい。
しかも食べていったら溶けるのが早い！
キノコ状の為、すぐに下のボタボタこぼれ落ちる！
結局まわりの人は誰もそれを食べませんでしたわ。
ちょっと行った先にあった梨ソフトを旨そうに食べてましたわ。
くぅ～！！
しかしまぁ、ソフトツアーといっても結局みんな一つしか食べなかっ
たのは駄目だね。
次また行く事あったら、最低５個はノルマにしよう。