こだわり

数日前に壊れたパソコンを修理の為、連日Ｏ氏が来てくれている。

今日もチマチマと作業をしていき、なにやら処理を実行した。
と、画面には『終了まで４時間３０分』という文字。

これは時間かかりそうだ。

この作業だけで全てが終了するわけではないが、この作業が終わらないと先に進めない。
さてさて。
無題に時間が空いてしまいましたよ。

ということで、急遽『パソコン机』を買いに行くことにした。
今使ってるのは、床に座ってやるタイプのもの。
でもこれだと背中や首がすぐに痛くなんのよね。
だから、以前使っていたようなイスに座るタイプのものに変更しようと、前々から思ってたのよね。

パソコンを引っ張りだして修理しているから、交換するには今がいいタイミングだ。

Ｈ氏も来ていたので、Ｏ氏と３人で出かけていく。

が…

この時点でボクは知らなかった。
この２人のこだわり度を！

近くのパソコンショップに着き、パソコン机コーナーを見る。
あんまり数はないが、正直言ってどんな形でも色でも構わない。
なので、適当なのを選んで決めようかと思っていたんだけど…

「そのタイプは疲れるからダメだ！」とＨ氏。
「奥行きがもっとないと、ヒジに負担がかかる」と、Ｏ氏も同調する。

ふ～ん。
よく分からんけど、そんなものなのね。
２人がそこまで言うんだったら間違いないんだろう。

「では次に行こう」

ということになり、次の店へ車を走らせる。

が、ここでも

「横幅が長過ぎる！奥行きがあと１０センチあれば…」

ということになり、次の店へ。

が、さらにここでも

「ここは品揃えが少ない。次！」

ということになり、またまた次の店へ。

いやぁ～。
巡った巡った。
それから大分市内あちこちの家具屋＆電気屋を巡ってきましたわ。

何でこの２人は他人の買物にここまで真剣になれるのだろう…。
という疑問を抱きながらも、何十件ものお店を巡り続けていく。

最後にはようやく２人が納得してくれるものが見つかり、どうにかそれを購入。
良かった良かった。

Ｈ氏は何故か「石が欲しい」と言っていたのだが、それも理想のものが見つかったようで良かった。
その《石》も彼なりのこだわりがあったらしく、最後の店で理想の石を発見したときは大喜びしてたね。
帰りの車中は、ずっとＨ氏の石講座でしたわ。
いかにこの石が素晴らしいかを、興奮気味で説明されたね。

家に帰ってからは、パソコン机の組み立て。
が、それもＨ氏がやってくれた。
わざわざ家まで工具を取りに戻り、黙々と作業をしていく。

その横ではＯ氏がパソコン修理の続きをしていく。

ボクだけな～んにもせずに、ゴロゴロしながら『サザエさん』を見てましたわ。
こりゃラクでいいわ。

あ、完成したパソコン机は、２人のこだわりのおかげがあり、実にいい具合でしたよ。
まだパソコン修理が終わらないので、設置してないけど…。