劇団水中花の公演「よっちゃんうどんがありまして」の撮影に行った。
朝からセッティングしたり、あちこちを行ったり来たりしたり。
しばらくしてロビーに行くと、早くも花や差し入れが届けられていた。
まだ開場もしていないけど、観劇するお客さんが先にそういうのを持ってきてくれているらしい。
受付の人達が忙しそうにその対応をしているのを見ていると…
「和田さんにも届いてますよ」
え?
ボクに差し入れが?
芝居に関わっているのならともかく、単なる撮影業者だぞ?
一応チラシに社名が載っていたし、この劇団はいつも撮らせてもらっているから、ボクがいると分かる人もいるだろう。
しかしわざわざボクに差し入れしてくれるとは…
いったいどんな人からなんだろう。
差し入れというからには、部外者からには間違いない。
ボクがいつもこの劇団を撮影する姿を密かに見ていてくれた人だろうか。
中に手紙なんか入っていたりするんだろうか。
うひょ〜!
ちょっとドキドキしながら名前を見る。
と、かなり付き合いの深い劇団の代表であるI氏から。
あの人か…
いや、ありがたいんですよ。
嬉しいんですよ。
でもドキドキは完全に消えちゃったね。
で、その差し入れ。
中を見ると、パンが2つと飲み物1つ。
受付の人が言うには。
それを持ってきた時、袋にも入っていないパンを、そのままヌッと差し出してきたらしい。
受付の人の驚愕した表情で気付いたのだろうか。
慌ててもう1人がたまたま持っていた袋に詰めて渡してきたらしい。
会ってる時にそのまま手渡されても文句ないけどさぁ。
差し入れなんだから、袋に入れる事くらい考えなさいよ!
だって花束とかお菓子とかがズラリと並ぶ差し入れ置き場の中、パン2個だけがポツンと置かれる事になってるとこだったんだぞ。
それにボクの名前が書かれたポストイットが貼られる事になるのだ。
危ない危ない。
開場したら本人が来たので、しっかりと伝えておきましたわ。
そんな事よりも公演だ。
今回のは、数ヶ月前に中学校でやったお話と同じもの。
その時も撮ったから編集も含めて何度も見たんだけど、今日のはキャストが違っていたり、内容もあちこち変わっていて楽しかった。
実にこの劇団らしい、いいお話でございましたよ。
次回も楽しみにしておこう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます