とあるホールで撮影。
朝から準備をしていると、休憩時間になった。
出演者の方々は今からお弁当を配るというのでみなさん舞台裏へ。
朝から準備をしていると、休憩時間になった。
出演者の方々は今からお弁当を配るというのでみなさん舞台裏へ。
じゃあボクも何か食べてくるかな。
あ、ボクのお弁当は無いからね。
もちろん無くて全然大丈夫。
欲しいわけでもないし、ボクは出演側の人間じゃないもん。
欲しいわけでもないし、ボクは出演側の人間じゃないもん。
すると!
出演者の男性がボクのほうに歩いてくるのが見えた。
その手にはお弁当!
え?
出演者の男性がボクのほうに歩いてくるのが見えた。
その手にはお弁当!
え?
ホール最後尾にはボクしかいないよ?
わざわざこっちに来てるんだから、どう考えてもボクのだよな。
気を遣わせてしまって申し訳ないな。
でも断るのも悪いから遠慮なくいただこう。
なんて考えていたら、その後ろから別の男性が現れて
「やっぱり弁当足りないみたい!」
「やっぱり弁当足りないみたい!」
なんて大声で言われている。
で、そのまま二人で戻ってしまった。
なるほど。
どうやら余った弁当をボクにくれようとしてたんだな。
けど、余ってなかったんだな。
いや、全然いいんですよ。
買いに行くつもりだったし。
と思ってたら、また弁当を持って現れた男性。
またこちらの方に進んでくる。
ん?
やっぱり余ってたってことなのか?
申し訳ないですな。
弁当が見えているから受け取る時のリアクションに困るけど、「ボクのもあるんですか?」なんて驚いたふりして受け取ろう。
うまく言えるかな?
ちょっと緊張するな。
と身構えていると…
ボクを通り過ぎていってしまったよ。
どうやらロビーにいた、受付の人のものだったっぽい。
いや、いいんだけどね。
いや、いいんだけどね。
いらないんだけどね。
一人で勝手に色々考えてしまって、なんか恥ずかしかったな。
結局コンビニに買いに行きましたよ。
とても美味しいおにぎりでございました。