もうすぐ息子の小学校の卒業式。
数年前まではずっと他の小学校の卒業式の撮影をしていたけど、諸事情によりそこで撮らなくなってからは、もう新たなとこでは撮らないようにしていた。
息子の卒業式に出たかったからね。
小学校はどこも同じ日だから、あっちに行ったらこっちには出れないのよ。
しかし今年は保護者1名の参加との事!
こんなご時世だから仕方ない!
でも残念だ!
と嘆いていたら、たまたまお声がかかり、何度か話し合いがあって、息子の小学校の卒業式の撮影を依頼されることになった。
まさか我が子の卒業式を撮ることになるとは。
結果的には他の小学校を撮ってなくて良かったのかな。
他の保護者が入れないところ大変申し訳ない気持ちはあるけど、こちらもお手伝いでの撮影なので許してもらおう。
ということで、今日はリハーサル見学へ。
体育館の隅で生徒たちが入場してくるのを見守る。
知っている顔がチラホラいるので、こっちをチラチラ見ながら入場して行く。
おっさんのようになった子や、見違えるほど変わっている子もいて面白い。
そして息子は、6年生最後のクラスの、出席番号が一番最後。
つまり。
卒業証書をもらうのが200人中、一番最後なのだ。
普通は最初の人だけと思うけど、なぜかこの学校は最後の人も以下同文ではなくしっかりと文面を読むようだ。
それを持って席についた瞬間、先生が「以上、197名!」と言うので、ずっと注目されていて恥ずかしいと言っていた。
何を言ってんだよ。
伝説を残すチャンスじゃないか。
そんな目立つ機会なかなかないぞ。
席に座ると見せかけて立ち上がるなんてやって、先生の度肝を抜いてやれよ。
と言ったけど、今日のところは普通にしていたな。
緊張した顔で席についていただけ。
つまらないな。
本番は席に向かう途中でムーンウォークでもやって保護者の歓声をもらうのを期待しておこう。