知らない番号から電話がかかってきた。
知らない番号というのは、何度経験してもちょっと緊張する。
だいたいが、知らない人からの仕事絡みの電話だからね。
少し身構えて出てみると…
知ってる人だった!
しかも、10年以上会ってなかった人からの電話!
うわっ!
嬉しい!
それまではちょこちょこ会ってたけど、相手の住まいとかが変わってからは疎遠になってたんだよね。
その人のご家族もかなり良く知っていたので、たまに思い出したりしていた。
もう一生会わないだろうな。
なんて思っていたら、ここにきて突然の電話。
ボクは性格的に自分から連絡取れないので、相手から連絡くれるのはすごく嬉しい。
この人とどんな話し方してたっけ?
と、最初はちょっと戸惑ったけど、すぐに慣れて以前のように話しましたよ。
近況やらご家族の様子やらを聞いたり、当時のことを話したりして、いい時間になったね。
ただ。
ボクもそれなりに人生経験を積んでいる。
「10年以上ぶりの人からの突然の電話」
これが何を意味するかよく分かる。
健康食品とか絵画とか買わされるのか?
セミナーに誘われるのか?
それとも、未公開株のパターンか?
どれがきてもバシッとお断りさせてもらいますからね。
と、話している間ずっと緊張しっぱなし。
でも結局そんな話題は一切出ず、楽しく話しただけでしたわ。
ちょっと疑ってしまって大変申し訳ない。
そんな気持ちがなかったら、2割増しで楽しく話せてたのにな。
また話す機会があれば、何も考えずに話せるようにしよう!