OITA歌舞伎「誾千代」の撮影へ。
セッティングやら何やらで数日前から会場に入っていて、今日が本番。
撮影はずっとしているけど、舞台で、お客さんが入った状態での演劇公演ってのは久しぶりだな。
地元演劇人が多く出ているこの公演。
ボクも結構知っている人がいた。
大ベテランさんとか、子役の頃から知っていて会うたびに成長している高校生たちとか、嫁いで海外に行っているはずの人とか、通えないことないけどそこそこ遠くからきている人とか。
それぞれ色んなとこに所属している人が関わっているから、ちょっとしたアベンジャーズ感があって楽しい。
久しぶりに会う人ばかりだったけど、皆さんお元気そうで何よりです。
ここに来るまでさぞかしご苦労があったんだろうな。
ボクは撮影の時は普段、本番まであまり舞台に関わることがない。
でも今回は宣伝動画とか、劇中で流す映像とかを作っていたこともあって、そこそこ前から関わっていた事になる。
最初は「誾千代」の「誾(ぎん)」という字が読めずに、ずっと「やみちよ」だと思っていたのが懐かしい。
「誾」なんて漢字、生まれて初めて見たよ。
そもそも、実在した「誾千代」という人の事すら知らなかったしね。
「千代大海」だったら知ってるけどさ。
そうして今日の本番。
受付は検査やら消毒やらでごった返していたし、座席は一席置きだったけど、それでも満席の観客の前で幕が上がった時は感動したな。
公演の方は無事に終了。
歌舞伎って、白い顔に赤い線を書いた姿で見得を切るようなイメージあるけどこれはそういうのじゃなく、殺陣とかダンスとかあるエンターテインメントな作品でした。
いい舞台でした。
これが第二弾なので、またいつか第三弾をやってくれるのを期待しておこう。