お正月も終わり。
体調を崩しつつも両家の実家や親戚の家に行ったりして過ごした日々。
いろんな人に会ったので、息子(11歳)はお年玉をたくさんもらっていた。
お年玉というシステムはトータルで考えると大損するシステムだ。
というのを、大人になってからようやく気づいた。
貰える立場は、高校生か大学生くらいまでが一般的だろう。
甘やかれまくっている人でも、せいぜい30くらいが限界ではなかろうか。
そのあとは延々、払い続けなければいけない人生。
しかも払う相手はドンドン増えて行く。
おまけに金額もドンドン可愛くない額になっていく。
確実にマイナスだ。
これをもっと子供の頃に気づいていればなぁ。
「私はお年玉には関わらない主義なんです」
と全て断り続けていたのにな。
そしたら大人になった今も
「お年玉には関わらない主義なんで」
と、渡すのを拒否出来ただろうに。
いや、子供相手に自分の主義を主張しても通用しないか。
「分かったからお年玉ちょうだい」
と言われてしまうだけだ。
せめてさ。
年男や年女はお年玉を何歳でも貰えるというシステムくらいあってもいいと思う。
ボーナス的にさ。
12年に一度とはいえ、それならいくつになってお年玉が楽しめるよ。
どうだろう?
まあ、いちいち自分が年男だと周りに言って回らなくちゃいけないのが大変だろうけどさ。
12年に一度くらいだからいいだろう。
でもこれ、どこに提案して、どうやって実現していけばいいんだ?
ボク1人で言ってったって、ケチな男が騒いでいるだけになってしまうから、世間の常識になってくれないと困る。
今後少しでもお年玉文化を楽しめるように、なんとか改善して欲しいものだな。