MANIAGARA DIARY

シャインクラブ代表・WANKOの日記

かおりちゃん

2019-05-25 | Weblog
朝から撮影の仕事があり、愚妻も別件で出かけていた日。
昼までで終わったので、預けていた息子(11歳)を迎えに実家に行ったら。

「水森かおりが来るから連れてって」

と母・美智子が言う。

そういえば近くのショッピングセンターに新曲のキャンペーンで来るって言ってたな。
でもこの人、今まで水森かおりの話題なんかした事ないぞ。
絶対にファンじゃない。
多分、歌も知らないと思う。
ミーハーだから、地元で有名人が無料で見れるとなれば、見ておきたいんだろうな。
過去にも何度も有名人を見に行ってるもん。

正直、ボクはあまり興味なかったけど、仕方ないので連れて行った。

会場に着くと、既にお客さんがギッシリ。
「ちょっと見たら帰るから」
とさっきまで言ってたとは思えないくらい機敏に動く母・美智子。
後ろの方だけど、センターのいいポジションをキープしたようだ。

興味のないボクと息子は会場一番後ろに立って見る事に。
年齢層がたかいな。
歌っている人の年齢に関係なく、やっぱ演歌ファンはお年寄りが中心なんだね。
そんな高めの年齢ながらも盛り上がっていく会場。

「かおりちゃ〜ん!」

「かおりちゃ〜ん!」

あちこちから歓声が響く。

すげぇ。
まあ、歌はめちゃくちゃ上手いし、話も面白いから、そりゃ盛り上がるだろうけどさ。
こんな雰囲気になるとは思わなかった。

せっかくなのでボクも叫ぶ。

「かおりちゃ〜ん!」

そんなボクを横で嫌そうな顔でみている息子。

嫌か?
恥ずかしいのか?
こんな時は恥を捨てて無理にでもテンション上げて行った方がいいんだけどなぁ。
でもまあ、親父のそんな姿が嫌な気持ちは分からないでもない。

気にせずに続けていたけど、段々と本気で恥ずかしそうにしてきたので断念。
2人で直立不動で見ましたよ。

またいつか近所に有名人が来たら、母・美智子を連れて来る事になるんだろうな。
楽しみにしておこう。