最近、お店に行けば令和グッズが溢れている。
溢れ過ぎじゃない?
便乗した気持ちはわからなくもないけどね。
そりゃ、どうでもいいデザインのTシャツと、令和って書かれているTシャツあったら、令和の方が目につくもん。
ただ「令和」って書くだけで話題になり、目につき、しかも多分若干売れるんだから、そりゃ便乗したくなっちゃうだろうよ。
例えばさ。
中身は全く同じなのに、「幕の内弁当」が「令和弁当」になっていれば、なんとなく目につき、ついつい買ってしまうだろう。
「令和おにぎり」ってのがあったら、中の具が何であろうが、なんとなく記念に買ってしまうだろう。
何の変哲も無い平凡な商品が、「令和」の文字を入れるってだけで一躍存在感が出るのだ。
高校デビューならぬ、令和デビューみたいなもの。
それがわかっているから企業も便乗したくなるよね。
そりゃそうだ。
こんな簡単な話題作りはない。
ただ漢字二文字書けばいいんだから。
ボクも便乗したいな。
シャインクラブのゴー!ゴー!シリーズがこのタイミングで完成してたら「ゴー!ゴー!令和」にして、話題をかっさらったのにな。
全然令和に関係ない内容だけど、話題にさえなればどうでもいい。
だって実際に、中の饅頭はいつものままだけど、パッケージに「令和饅頭」って書いているだけのやつもあったもん。
そんなあからさまな便乗が許されるなら「ゴー!ゴー!令和」も許されるはずだ。
でも残念ながら完成は数ヶ月後。
その頃にはもう令和グッズは逆に恥ずかしくなっていると思う。
今だけの限定なんだよな。
数ヶ月後どころか、もうすでに元号熱は冷め始めているだろう。
今更便乗は遅すぎる。
残念。
次はおそらくラグビーやオリンピックの時に便乗商品が街に溢れかえるんだろう。
ラグビー饅頭やオリンピックTシャツをあちこちで見かけることになると思う。
その時こそ乗り遅れないように、何かいい便乗方法を考えておこう。