コロコロコミック

近くのショッピングモールに一人で行っていた時。

本屋さんの店頭に、ズラリと「コロコロ」が積まれているのが目についた。

お。
新しいのが出たんだな。
毎月１５日くらいが発売日だもんね。

基本的に息子（９歳）には自分の小遣いで生活させているが、コロコロだけは買ってあげる事にしている。
小学生男子にとっては必需品だからさ。
これを読んでいるのと読んでいないのとでは、周りとの会話に差が出てきてしまう。

「うんこ」だの「ちんちん」だの、決してお上品ではないような言葉がズラリと登場するが、まあ仕方ない。
ボクも小学生の頃に愛読したおかげで、こんなに立派な好青年になったのだ。

という事で毎月買っている。

よし。
普段は息子が一緒にいる時に買っているけど、たまにはこっそり買ってみよう。
レジで会計をし、家に持って帰り、息子の机に置いた。

学校から帰って新しいコロコロがあったら喜ぶに違いない。
と、一人満足して目の前の本棚を見たら…

同じの！

持ってるやつじゃん！

いや、買う時に「７月号」だったからおかしいとは思ったんだよな。
でも店頭で「発売中」と書いて山積みになったから、入荷したばかりだと思っちゃったんだよな。

失敗した〜。

しかもレシートは本屋さんから出たとこにあるゴミ箱にすぐ捨ててしまった。
今からすぐにまたショッピングモールに行き、あのゴミ箱を漁り、どうにか発見できたら返品出来るのかもしれない。
でもそこまでする気力も勇気もないな。

あ〜あ。
恐ろしく無駄遣いをしてしまったよ。

息子にそれを知られたくないので、古紙の一番下に隠しましたわ。

こっそり驚かせるつもりが、こっそり落ち込む事になってしまった。
慣れない事をするもんじゃないな。
今度からはしっかり息子に確認してもらってから買うようにせねば。