MANIAGARA DIARY

シャインクラブ代表・WANKOの日記

忘れ物

2017-05-02 | Weblog
遊びにきていたA氏が帰っていった。

彼が座ってた場所にポツンと残されていたスマホ。

忘れてやがるぞ!

慌てて駐車場に出たけど、既にA氏の車はない。

戻ってくる…か?
戻ってくるだろうよ。

何しろスマホがないんだもんね。
現代人ならすぐに気付くはずだ。

が、1時間経っても何の動きもない。
A氏が戻ってくる気配もなければ、スマホが鳴る事もない。

う〜ん。
どうしたもんだろう。

時刻は22時過ぎ。
A氏は実家暮らし。
今から家まで持っていくには、ちょっと躊躇してしまう時間だ。

それに、今まさにこっちに向かってて行き違いになるって可能性もあるもんね。

と考えると、待つしか出来ない。
突然やってくる可能性もあるから、風呂にも入れない。

他人のスマホが家にあるってだけで、これだけ気になってしまうものなのか。

このまま取りに来ず、寝静まった深夜3時くらいにチャイムを鳴らされたりするかもしれないぞ。
気になって今夜は眠れないかもしれない。

早く気付いて取りにきてくれよ!
何で気付かないんだよ!
普通、家に帰ったらすぐにスマホを机とかに置いたりしないか?
その時点で気付きそうなものなのに。

預かっている謝礼として、スマホの中身を覗き見してやろうかしら。

と思うが、独身男であるA氏のスマホを覗き見したって、何も嬉しい事はないだろう。
心躍るようなメールなんてなく、むしろ「見なかったらよかった」と後悔するような内容ばかりだと思う。
それが分かっているから見ない方がいい。

モヤモヤしたまま待ち続けていると、23時過ぎになり突然A氏のスマホが鳴った。
見ると、A氏のお母さんから。
こりゃ実家からかけているんだな。

電話に出てみると、開口一番「そこにあったか〜!」という叫び声。

そうだよ。
ここにあったんだよ。
さっさと取りにきなさい!

寝ようと思ったらスマホないのに気付いたらしい。
10分後取りにきて、ようやく邪魔なものがなくなり、何も考えずに眠れるようになりましたわ。

忘れられたら面倒なので、今度から来客が帰る時はしっかりとスマホの確認をさせるようにしよっと。