九重町民劇場さんの公演の撮影へ。
朝からセッティングをしたり、ゲネを見たりして過ごしていると、お昼になった。
「お弁当がきたようだから、みなさん2階の部屋へどうぞ~」
と言っている。
ボクはまだちょっと確認したい事があったので、そこで残っていると…
「お弁当2階にありますからどうぞ~」
と、役者さんが言ってくれた。
ありがとうございます。
もうちょっとしたら行きますね。
と思ったらしばらくして、ボクの横を通った別の役者さん
「お弁当2階にありますからどうぞ~」
あ、ありがとうございます。
さらに、トイレに行った時に廊下ですれ違ったスタッフの方
「お弁当2階にありますから~」
少しして休憩から戻ってこられた役者さんも
「お弁当行きました?どうぞ」
何人言ってくるんだよ!
あ、全然イヤなわけじゃないですよ。
むしろ、この気遣いが嬉しい。
こういう時のお弁当って相手の行為で用意してくれているものだから、なかなか自分から「お弁当まだ?」なんて言えないもんね。
向こうから言ってくれたら助かるよ。
その後、ありがたくいただきましたよ。
お弁当の後も準備や稽古をし、夜ご飯の時間になった。
これまたあちこちから声をかけていただき、ご飯の部屋に行くと…
カレー!
豪華だ!
いや、カレーが豪華なんじゃなくってね。
スタッフの方々の手作りなのよ!
係りの方がその場でそよってくれる。
確か前回来た時もこうだったな。
これは嬉しい!
だいたいどこのイベントに撮影に行っても、お弁当ばかりだもんね。
「お前は俺たちがせっかく出してる弁当に不満があるのか!」
と、他のイベント関係者に思われてしまうだろうか。
あ、決してお弁当が嫌なわけじゃございませんよ。
お弁当大好きです!
ありがたくいただいております!
「文句があるなら今後一切お前には弁当やらんぞ!」
なんて言われたら大変だ。
いや、そういう事じゃなくって、気持ちですよ。
出来立ての温かいものをいただけるというのが、嬉しいじゃないですか。
美味しく食べさせていただきましたよ。
でもこうなったら明日に期待が高まるな。
明日も舞台があるからね。
でっかい鍋を持ち込んで、豚汁なんかを作ってくれるかもしれない。
炭火を持ち込んで、焼肉ってこともあり得る。
握り寿司をその場で握ってくれる可能性もあるぞ。
お寿司かぁ。
お昼からお寿司をたくさん食べられるかなぁ。
楽しみにしておこっと!
さて、舞台のほうは無事に終了。
地元の要素を取り入れたファンタジーで、いいお話でしたよ。
明日も撮影するから、頑張らねば。