MANIAGARA DIARY

シャインクラブ代表・WANKOの日記

舞台裏

2009-11-29 | Weblog
朝からタツヤと撮影の仕事へ。
今日は『演劇ユニット水中花』さんの公演だ。

劇団が相手の場合は、他の仕事での撮影とは意識が違う。
舞台と映像の違いはあるとはいえ、こちらもシャインクラブとしての顔があるからね。
ここは旗揚げ時から全て撮影している団体だから思い入れもあるし。

本番前は、楽屋の風景を撮った。
普段の撮影ではこんな部分は撮らないけど、これも付き合いのある劇団だからこそ。

この楽屋風景。
前回の公演でも撮って編集して関係者用として配ったけど、随分評判だったんだよね。
だから今回も撮る事になったのよ。

でも…

こっちは頼まれて撮っているからいいけど、撮られている側からしたらどうなんだろうな。
舞台上ならともかく、楽屋のプライベートな空間だ。
女性が多い団体だから、こういうのは見られたくないんじゃなかろうか。

しかも本番前でバタバタしている時だ。
みんなバタバタとメイクをしたり、あっちこっちを動き回っている。
どう考えてもボクの存在は邪魔だろう。

けど、こちらも頼まれているのだ。
「撮れませんでした」と言うわけにはいかない。
次々と色んな人に近づいて撮っていく。

心なしか、みんながボクを見る目が冷たい気がする。
「こいつ…こっちに近づいてきやがった」
という心の声が聞こえてくるようだ。

食事してたり、メイク途中だったり、とても他の人には聞かせられないような会話をしていたり…。
そりゃ女優とはいえ、そんな姿を残したくないわな。

こんなのを撮っていいのだろうか?

と思うが、ここは心を鬼にして、みんなのあわれもない姿を撮りましたよ。
カメラを向けると必ず何かしてくれるI氏とS氏がいるんだけど、どうしてその2人ばかりを撮ってしまう。
この2人だけじゃイカン。
これじゃこの2人のプロモーションビデオだよ。
と思い、意識して他の人も撮るが、気がついたらまたI氏&S氏のとこに戻ってしまっている。

ま、おかげで面白いのが撮れたけどね。
気がついたら、本編以上にテープを回していたけどさ!
どっちがメインなんだか分からないわ。

それから本番。

公演は無事に終了。
いいお話でした。
前半の笑いどころも、後半の泣かせどころもどちらもお客さんは見入っていた。
笑いを作っているボクとしては、ジャンルが違うとはいえ他人がウケるのは悔しいんだけどね。
そんなボクがかなり悔しい思いをするくらいウケていたけど、舞台が成功したので良かったですわ。

公演には、シャインクラブのマサキも来ていた。
ので、機材の片付けを手伝わせる。
彼だけは完全にお客として観劇しただけなので、その分たくさん働かせましたよ。

ゴー!ゴー!シリーズは見てくれているけど、ボク以外のメンバーとは面識のない人達から
「3人揃っているなんて珍しい」
って言われたけど、こんなのが見たいならシャインクラブの撮影の手伝いに来てくれていいんですよ!

と、さりげなくアピールして今日のとこは終わります。